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私はそのまま家に帰りお風呂に入って


髪を乾かし終わったタイミングで



玄関からピンポーンと鳴った。



走ってドアを開けると




「悪い子、みーっけ」とデコピンを一発。



A「いったぁ…」



「相馬さんと写真撮りたかったの?」


A「ちが、、」



「相馬さんの横行こうとしたもんね?」



A「ね、ちがうんだっ...」


「Aちゃん俺無視して相馬さん、、ってね」



A「ね、本当に、、」



わたしの答えを聞く前に


ジンくんがリビングの壁にわたしを追いこむ。





ジン君が私のオデコをくっつけながら




「寂しかったの?」



A「うん。」




「会いたかった?」




A「うん。」



「ふーん」と言ってオデコを離そうとした瞬間



ジン君のシャツを引っ張って私はキスをした。









A「寂しくて寂しくて連絡しても
無視されるのも怖くてもうどうしたらいいか
分かんなくて、でも会いたくて
重い女になんかなりたくないのに
嫌われるだけなのに、ジン君の事になると
歯止めがきかないの、、、」




こんなのただの重い女で嫌われるの


目に見えてるけど。


でも、ジン君じゃなきゃダメなんだ。



そんな私の顔を両手でつかんで



ジン君の方に向かされる。




「お前は特別って言ってんじゃん」


「Aいつ痺れ切らして連絡してくるかと
思ったら全然してこねーんだもん」


「俺も意地になってしなかった」









「A俺好き?」






A「だいすき…」









「いい子」




と言ってわたしに深い口づけをしてくれた。




涙で濡れた頬を優しく包み込むように。




何度も、何度も。






その夜のジン君は私を壊れないように



優しく優しく抱いてくれた。









朝目が覚めて横を見ると


天使のような寝顔の彼が寝ていて


横に寝てるだけで幸せだった。

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作者名:P | 作成日時:2018年1月11日 7時

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