【我々だ】彼を助けるために (ページ7)

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第六話ページ7

シュウサイドシュウ『』

『まぁというわけで、今日からやるから頼んだよ～。』

そう言い残し総統室を出た。

まず書類かな。

重要なところを間違える。あいつら脳筋だから気づかないよね。

騙すの簡単すぎ。

『やっぱ罪悪感。』

演技だとしても罪悪感が残る。

『今日トントンは５徹目のはず。』

書記長室に着いた。

ｺﾝｺﾝ

tn「……誰や。」

こっっわ。

『お、俺だよ。シュウ。』

tn 「……どーぞ。」

ｶﾞﾁｬ

やだ怖い怖い。機嫌悪すぎ。

今日は命日かな(遠い目)

『はい！書類！』

できるだけ笑顔で、愛嬌振り撒いて。

tn「なんやこれ。めっちゃ間違ってるやんけ。」

やべ。まぁ大先生のためだ！でも怖いよぉ。

『えっ？まじで～。自信あったんだけど…』

トントン睨んでる。怖い。怖いしか言ってない。

tn「ﾊｧ出てけや。一緒に居たくない。この無能が。」

『ご、ごめん。トントン。じゃあね。』

ｶﾞﾁｬ

思わず口角が上がる。トントン怒った～。

『ﾝﾌﾌｯ』

変な笑い声。今から俺は無能を演じる。

『頑張るぞ～！』

無能生活一日目。スタート