嫌な予感 ページ28
.
ナヒ「あんたも汚い女ね?」
「...」
ナヒ「あの日私を励ましてくれたくせに」
「...」
ナヒ「次はあんたかよ」
ルハンさんから
次は私へと向けた視線
ナヒ「...やっぱり馬鹿にしてたのね」
「...ちがっ」
ナヒ「違うだって?」
「...っ」
ルハン「ナヒ、さっさと帰れ」
ナヒ「あんたは入ってこないで」
ルハン「こいつは関係ない」
ナヒ「関係あるでしょう」
ルハン「俺が一方的に抱きしめただけだ」
ナヒ「はぁ?」
ルハン「この話は2人だけでしよう」
ナヒ「写真がばらまかれるのが怖い?」
ルハン「...」
ナヒ「これをメディアに売ればあんたの会社も終わりね」
ルハン「...」
ナヒ「エリート若社長はただのプレイボーイ」
ルハン「...」
ナヒ「クズ男ってのが世間に広まっちゃうね」
楽しそうに笑う彼女
ルハンさんが言う通り
彼女は彼を愛してなんかいない
彼女の言う"あなたが好き"は
きっと"あなたのお金が好き"
彼女の想いに"愛"なんてない
ただそう感じた
「...好きなら」
ルハン「...?」
ナヒ「...?」
「...好きならば...そんな卑怯な真似はしないと思います」
私の言葉に
静まり返るこの場
「...写真を売ったり...相手の会社を潰したり...」
ナヒ「...」
「...本当に彼のことが好きならば...そんなことできないはずです...」
ナヒ「あんた...なにが言いたいわけ?」
「...私は...」
ナヒ「...」
「...ナヒさんは彼のことを好きだと言ってるけど...」
ナヒ「...」
「...ナヒさんは彼じゃなくて...彼のお金が好きなんじゃないですか?」
若干震えた声
みるみるうちに目つきが変わる彼女
これがきっと彼女の本当の姿
ナヒ「...あんたね...」
「...」
ナヒ「...この私を敵に回したらどうなるかわかってる?」
「...っ」
ルハン「本当のこと言われて焦ってんじゃねぇよ」
ナヒ「あんたたち2人」
ルハン「...」
「... 」
ナヒ「覚えておきな?」
怒りの目つきを私たち2人にぶつけ
彼女は大きなを音を立て社長室を出て行った
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JUMIN(プロフ) - ｼﾞｬﾐﾗさん» ありがとうございます!! 頑張ります!! (2016年2月25日 3時) (
レス) id: 952e69d8be (このIDを非表示/違反報告)
ｼﾞｬﾐﾗ(プロフ) - もーヤバいです！ドキドキしまくりです////これからも更新ファイティンです♪ (2016年2月19日 21時) (レス) id: 632919ea74 (このIDを非表示/違反報告)
JUMIN(プロフ) - ユナさん» わぁ// そう言って頂けて嬉しいです!! はい^^これからもよろしくおねがいします!! (2016年2月6日 23時) (レス) id: 952e69d8be (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - もう、めっちゃルハンですね！ほんとにルハンの性格って感じでしっくりきます！これからも楽しみにしてます！！頑張ってください(＞＜) (2016年2月6日 20時) (レス) id: ec12085928 (このIDを非表示/違反報告)
JUMIN(プロフ) - NINIRIOさん» 嬉しいです><// はい、頑張ります^^ ありがとうございます!! (2016年2月2日 1時) (レス) id: 952e69d8be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JUMIN
| 作成日時：2016年2月1日 20時
