1人の男として -LUHAN side- ページ11
.
LUHAN side
.
そして2年後の冬
うちに新しいハウスキーパーがやってきた
それも
俺と同い年の女
.
「...あ、どうも」
?「はじめまして！本日からこちらでハウスキーパーを務めるAと申します」
「...あぁ」
こんな年して
この仕事って
きっと彼女にも色々な事情があって...
って...なんでこんなこと...
初めて会った他人に
こんなこと思う自分が信じられなくて
これと言った反応もせず
俺は自分の部屋に逃げた
.
起きれば彼女
帰れば彼女
いつも家にいる彼女
あまりにもきちんとしすぎた彼女に
冷たくあたってしまう自分
だけど妙にイラついた
引き下がる部分では
無理矢理出てきて
俺が怒ればあからさまに顔に出して
シュンッと悲しそうな表情
今の俺にはできない彼女の感情表現が
俺をなんとも言えない気持ちにした
そして
「俺は死んでもお前みたいなやつは選ばない」
A「っ」
「たとえこの世界に俺とお前だけだとしても」
A「...」
「俺は絶対にお前を好きになることはない」
A「...っ.......」
ここまでは思っていなかったものの
止まらない口
言いたい放題
彼女に怒りをぶつけた
だけど
A「...あなたみたいな人間に
私のなにがわかるんですか?」
彼女から飛んできた言葉
A「いくらお金持ちできっと今まで何不自由なく生きてきたあなたでも
言って良いことと悪いことがあるって弁えてください」
A「私がなんでこの職についたのか、私に3年前まで彼氏がいたこと
なにも知らずに私の過去を変えないでください」
A「25歳同士、社長とハウスキーパー
立場は違いますが同じ人間です」
A「私もあなたのように"気持ち"ってのがあります」
A「あなたが私に怒るように私だって怒ります」
言って良いことと悪いこと...
なんでこの職についたのかということ...
彼女に俺と同じように3年前まで大切な人がいたこと...
立場は違うけど...
同じ人間だということ...
彼女に"気持ち"があるということ....
そして俺が怒るように彼女も怒るということ...
「...」
1人の男として
彼女がかっこよく見えた
.
重なって -LUHAN side-→←心を閉ざした -LUHAN side-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2020人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
JUMIN(プロフ) - ｼﾞｬﾐﾗさん» ありがとうございます!! 頑張ります!! (2016年2月25日 3時) (
レス) id: 952e69d8be (このIDを非表示/違反報告)
ｼﾞｬﾐﾗ(プロフ) - もーヤバいです！ドキドキしまくりです////これからも更新ファイティンです♪ (2016年2月19日 21時) (レス) id: 632919ea74 (このIDを非表示/違反報告)
JUMIN(プロフ) - ユナさん» わぁ// そう言って頂けて嬉しいです!! はい^^これからもよろしくおねがいします!! (2016年2月6日 23時) (レス) id: 952e69d8be (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - もう、めっちゃルハンですね！ほんとにルハンの性格って感じでしっくりきます！これからも楽しみにしてます！！頑張ってください(＞＜) (2016年2月6日 20時) (レス) id: ec12085928 (このIDを非表示/違反報告)
JUMIN(プロフ) - NINIRIOさん» 嬉しいです><// はい、頑張ります^^ ありがとうございます!! (2016年2月2日 1時) (レス) id: 952e69d8be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：JUMIN
| 作成日時：2016年2月1日 20時
