白銀少女【ワンピース】２ (ページ2)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:1,254 hit

＂黒足登場＂ページ2

『え、ほんと？ほんとにルフィの仲間なの？』

近くの席で新聞を読んでいたレイリーさんが顔を上げる

「そうらしい名前も同じだからな

＂３Ｄ２Ｙ＂の意味を解釈していれば、この島にいるのも不自然ではない……」

「それに、元々次のライブは全く別の島で行う予定だったらしいわよ

だけど本人はその予定をムリに変更させて、急遽この島で行うことになったって聞いたけどね…」

『へーぇ…本人なんだ…』

けど、やっぱり気になるわ

一体この２年間の間に何があったの……？

ガチャリ……

わたしが悶々と頭を悩ませているとドアが開いた音がした

『……あぁ！黒足…』

入ってきたのは黒足だった

と思った途端、いきなり姿が消える

『？』

「サラちゅあぁん♡

また会えたね～！！♡さらに美人になっちゃって～！！」

『うわっ！！』

いつのまにか、黒足がわたしの目の前にいた

……相変わらず２年前と変わらないウザさだわ

「あら、サンジちゃんいらっしゃい」

「これはマダムご機嫌麗しゅう…」

…この人って、基本女性にこんな感じなの？

「そうそうサンジちゃんが来る前に既に何人かはこの島についているわ

確か、ゾロちゃんが一番に来て…」

「一番乗りがあのアホ剣士！！？

まいったな再出発の日は荒れそうだ」

なんで？なんでそうなるの？？

「そして２番目のフランキーちゃんが１０日ほど前に来てすぐ船に向かったわ」

「よかったサニー号は無事なんだな」

「勿論傷一つついていないしコーティングも済ませてある

彼ら(・・)もよく頑張ったようだ」

レイリーさんが店の隅の方に目を向ける

「名誉の負傷にくいはないぜ！！」

「「「イエス！！全治一年！！」」」

そこには下手なウィンクをしながら、決めポーズをする全身包帯ぐるぐる巻きのトビウオライダーズがいた

『なんで毎回、決めポーズするの？』

「そうした方がカッコいいからだ！！

なんなら、おれとデートしてやってもいいんだ
ぜっ！！？(バチン！」

だからウィンクしなくてもいいのに…

『いやよ』

「辛辣ぅ！！」

「「「デュバル様、ファイト！！」」」

このテンション、疲れる……