白銀少女【ワンピース】 (ページ7)

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サラ、危機に貧すページ7

ガシャア…ン！！

みんな言葉を発することはできない

そんな中、トラファルガーは笑っている

キッドもだ

「悪いお前ら……コイツ殴ったら海軍の＂大将＂が軍艦引っ張って来んだって………」

「お前がぶっ飛ばしたせいで………斬り損ねた…」

「ハチ！…しっかりして！」

「ニュ～…お前ら…大変な事を…！！」

「…まールフィだから仕方ないわ！！」

この人たちの神経、どうなってんの…

「さて…」

「じゃ、やる事ァ決まって来たな」

「舞台裏のどっかにあると思うよ！！

ケイミーの首輪のカギ！！

おれハチの傷診なきゃ…頼むよ！！」

『……………！なんて一味…』

エニエス・ロビーに続いて、天竜人を傷つけたとは

俄然、興味が湧いてきたわ…………！

「チャルロス兄さま～！！！

お父上様にも殴られた事などないのに～！！！」

女の天竜人が叫び出す

「おのれ！！！下々の身分でよくも息子に手をかけたな！！！」

天竜人が発砲すると同時に観客たちが外へ逃げ出す

「この世界の創造主の末裔である我々に手を出せばどうなるか

！！？」

黒足が天竜人の銃を蹴り飛ばす

向かってきた兵士も同様に

「行け！！ケイミーちゃんを解放しろ！！」

「よしきた！！任せろ！！！」

「海賊を捕らえろ！！！」

「魚なんぞ守るとは愚か者めらが！！！」

兵士をまたも海賊狩りが斬った

「貴様らあくまでも我々に歯向かうと言うんだな！！？」

「ケイミーは売り物じゃねぇ！！！」

「「海軍大将」と「軍艦」を呼べ！！！

目にものを見せてやれ！！！」

『大事になってきたね』

どうしよう

海軍大将とはやっかいだわ

ボボボォ…ン！！！

「「！！？」」

「また、トビウオだァ！！！」

トビウオから、さっきはいなかった麦わらの一味が次々と飛んでくる

「おれ、飛ぶとも言ってないんですけど～～！！

…ぁぁああああ！！」

…ん？

あのまま行けばロズワード聖に当たるんじゃ…

ガシャアン！！！

「ぎゃあああ！！！」

「お父上様～～っ！！！」

「あいたたた…げっ！！ごめんおっさん」

あの長鼻の男、天竜人だって気づいてないのかな

「また罪を重ねたな海賊～！！！

イカれてるぞ、コイツら！！！」

うん、確かにイカれてる

「ルフィ！ケイミーは！？」

「あそこだ！！首についた爆弾外したら、すぐ逃げるぞ軍艦と大将が来るんだ」

「えェ！！？」

「軍艦なら、もう来てるぞ麦わら屋」