乙女座の精霊 ページ12
ナツの視線に気づくルーシィ。
ルーシィ「な、何よ？」
ナツ「あーーっ！！そうだ星霊！！」
ルーシィ「え、星霊？」
ナツ「エバルーの屋敷で星霊界を通って場所を移動できただろ？」
ルーシィ「普通は人間が入っちゃうと死んじゃうんだけど・・・息ができなくて。それに・・・星霊は星霊魔導士がいる場所でしか開けないのよ！星霊界を通る場合なら駅の外にもう一人星霊魔導士が必要なのよ！」
説明してもナツは理解できていない。
ナツ「ややこしぃな、いいから早くやれよ」
ルーシィ「できないって言ってるでしょ！？もう一つ言えば人間が星霊界に入ること自体が重大な契約違反！あの時はエバルーの鍵だからよかったけど・・・」
ナツ「いや、意味わかんねぇ」
アラベル「エバルーの鍵・・・・・！！それだ！ハッピー！！鍵！！
ハッピー「鍵？ああーーー！！そうだ！」
ハッピーはアラベルを思い出し、叫び声をあげた。
ハッピー「ルーシィ思い出したよ！
ルーシィ「な、何が？」
ハッピー「来るとき言ってたことだよ！」
ルーシィ「ああ、あたしが変とか、変とかってあれ？」
ハッピーは袋から何かを取り出した。
それは、金色の鍵だった。
ハッピー「これ！」
ルーシィ「それ、バルゴの鍵！？どうして？」
ルーシィはハッピーの口を掴んで叱る
ルーシィ「ダメじゃない勝手に持ってきちゃ！」
ハッピー「違うよ〜！バルゴ本人がルーシィへって！」
ルーシィ「ええ！？」
アラベル「ハッピーの言ってることは本当だぜ！オレもその場にいたからな！」
グレイ「ったく、こんな時に下らねぇ話してんじゃねーよ」
ナツ「バルゴ？・・・ああ、あのメイドゴリラ！」
ハッピー「エバルーが逮捕されたから契約が解除されたんだって。そして今度はルーシィと契約したいってオイラん家尋ねてきたんだ。」
ルーシィ「はぁ・・・あれが来たわけね・・アラベルはそん時ナツんちにいたの？」
アラベル「ちょっとな！」
ププ「私は知らなかったです。いつですか！！」
アラベル「いつでもいいだろー！！」
あのメイドゴリラが来たのかとブルーになるルーシィだった。
ルーシィ「嬉しい申し出だけど今はそれどころじゃないでしょ？今は脱出方法を考えないと！」
ハッピー「でも」
ルーシィ「うるさい！猫はニャーニャー言ってなさい！」
と、恐ろしい表情でハッピーの頬を引っ張る。
アラベル「最後まで聞いてやってって！」
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☆よぅこ☆(プロフ) - せのんさん» せのんさん、ありがとうございます。少し更新スローペースになってきていますが、最後まで書くつもりなので、これからもよろしくお願いします。面白いと言ってもらえると励みになります。 (2018年1月24日 9時) (
レス) id: 2041e877aa (このIDを非表示/違反報告)
せのん(プロフ) - このお話面白くて大好きです頑張ってください (2018年1月24日 7時) (レス) id: e59f0df6d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆よぉこ☆ | 作者ホームページ：http://id42.fm-p.jp/464/lucy9121mama/
作成日時：2018年1月12日 2時
