妖精たちは風の中 １２ ページ11
ルーシィ「お、お邪魔だったかしら・・・」
ハッピー「あい」
ププ「なにがあったんですか？」
状況がつかめず、ルーシィ達は唖然とする。
アラベル「ルーシィ！無事だったか。オレは詳しくはわかんねぇけど、とりあえずカゲってやつが必要らしい・・・」
グレイ「だが・・・結局仲間に刺されちまって、今に至るわけだ！」
ルーシィ「・・・仲間なにの！！・・・なんて酷い・・・」
ここはリシェカ峡谷。
その先には定例会を行なっている街、クローバーがある。
そこに続く鉄橋の上にエリゴールはいた。
エリゴール「ギルドマスターの集まる街・・・近いな。魔風壁で使った魔力も回復のほぼ回復した事だし」
そう言うとヒュンと飛び上がる。
エリゴール「我等の仕事の権利を奪った老いぼれどもめ、待っていやがれ。ララバイの音色で全員殺してやる！！」
そして勢いよく飛んだ。
エリゴール「死神に粛清だ！！」
ルーシィ「エリゴールの狙いって定例会だったの！？」
「ああ、ララバイでマスター達を呪殺するつもりなんだ。」
「早く行きたいところなんだが、この魔風壁をどうにかしないと出れねえ」
一同は駅から出て魔風壁の前にいた。
駅全体を覆うように激しく風が吹いている。
文字通り、風が壁になっていた。
ナツは力ずくで魔風壁を突破しようと殴るが
ナツ「どああああ！？」
グレイ「な、無理やり通ろうとするとこれだ」
吹き飛ばされ傷だらけになるナツを見てルーシィは震えあがる。
エルザ「カゲ、頼む・・・力を貸してくれ！」
エルザはカゲヤマに呼びかけているが、目を覚まさなかった。
ナツ「くそぉぉぉ！！こんなモン突き破ってやるぁ！！！」
ナツは諦めず魔風壁へ攻撃するが、全て弾かれ吹き飛ばされてしまう。
「ナツ！？」
グレイ「バカ野郎・・・力じゃどうにもならねえんだよ。」
アラベル「うーん・・・・なんか忘れているような・・・・」
ププ「こんな時になに考えてるんですか？アラベルは・・・」
ナツは魔風壁を突破しようと体ごとぶつけていた。
ルーシィ「ナツ！？」
ププ「ナツさんちょっと待ってください！！バラバラになりますよ！！」
エルザ「くそ・・・どうすればいいんだ・・・！」
ルーシィ「やめなさいって！！」
ルーシィは魔風壁にぶつかるナツを無理やり引きはがした。
ナツ「くそ・・・！！」
ふとナツは何かに気付き、ルーシィの方を見た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
☆よぅこ☆(プロフ) - せのんさん» せのんさん、ありがとうございます。少し更新スローペースになってきていますが、最後まで書くつもりなので、これからもよろしくお願いします。面白いと言ってもらえると励みになります。 (2018年1月24日 9時) (
レス) id: 2041e877aa (このIDを非表示/違反報告)
せのん(プロフ) - このお話面白くて大好きです頑張ってください (2018年1月24日 7時) (レス) id: e59f0df6d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：☆よぉこ☆ | 作者ホームページ：http://id42.fm-p.jp/464/lucy9121mama/
作成日時：2018年1月12日 2時
