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妖精達は風の中 3 ページ2

一方その頃、アラベルとナツとグレイは・・・

「「ムゥ」」

分かれ道の前にいた。

ナツ「どっちだ?」

グレイ「二手に分かれればいいだろーが」

そういって二手に分かれて進もうとするが・・・

グレイ「いいかナツ」

ナツ「あ?」

グレイが急に話かけてきた。

グレイ「相手はあぶねぇ魔法ぶっ放そうとしているバカヤロウだ。見つけたら叩き潰せ」

ナツ「それだけじゃねぇだろ?フェアリーテイルに喧嘩を売ってきた大バカヤロウだ。黒コゲにしてやるよ」

そう言う二人ニッと笑いお互い見るが・・・

ナツ「ふん!!」

すぐ顔そむけてしまう。

グレイ「死ぬんじゃねーぞ」

グレイは小さく呟く。

ナツ「ん?」

グレイ「何でもねぇよ!!さっさっと行きやがれっ!!」

そう言って走りだすグレイ。

アラベル「・・・・でナツ・・もういいか?」

ナツ「おう!行くか!」

アラベル「だな!」

ナツとグレイの様子を後ろで見ていたアラベルはナツとともに再び走り出した。


グレイはしばらく道なりに進んでいると、スピーカが目に入る。

グレイ「チィ。呪殺の音色があんなモノで流されたら、たまったモンじゃねぇぞ。!!流す!?」

ピタっとグレイの動きが止まる。

グレイ「そうかっ!!呪歌ララバイを放送するつもりなら、エリゴールは拡声装置のある部屋にいるハズじゃねぇかっ!!」

そう言って放送室に向かうグレイ。

見えてきた放送室のドアを、グレイは蹴破って中に入る。
しかし中には誰もいなかった。

グレイ「なぜいねぇ?放送するならココからしかできねぇだろ?ま・・・待てよ・・・ココにいねぇのはおかしい・・・放送が目的じゃねぇのか?」

するとグレイの後ろから黒い紐がかかってきた。
直撃する寸前の所で、グレイは飛びのく。
攻撃をされた方向には紐を使って天井にぶら下がったレイユールがいた。

レイユール「オマエ・・・勘が良すぎるうお。この計画には徐魔だな」

グレイ「やっぱり何か裏があるって事か?まったく・・・仕事もしねぇでなーにしてんだか・・・」

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☆よぅこ☆(プロフ) - せのんさん» せのんさん、ありがとうございます。少し更新スローペースになってきていますが、最後まで書くつもりなので、これからもよろしくお願いします。面白いと言ってもらえると励みになります。 (2018年1月24日 9時) (レス) id: 2041e877aa (このIDを非表示/違反報告)
せのん(プロフ) - このお話面白くて大好きです頑張ってください (2018年1月24日 7時) (レス) id: e59f0df6d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆よぉこ☆ | 作者ホームページ:http://id42.fm-p.jp/464/lucy9121mama/  
作成日時:2018年1月12日 2時

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