【FAIRY TALE】君の隣に立つために２ (ページ35)

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純血な悪魔（ブラッドデビル）2人の魔道士２ページ35

ラクサス「なぁ！お前ら本気出してこねぇのかよ！！」

ハルト「！！・・・・はぁ・・・エドのやつもやっぱ乗り気じゃねぇのか・・・もともとこの作戦反対だったからなぁ・・・・」

ラクサス「あぁ？！どういうこったぁ？」

ラクサスの攻撃を受け流しながら、エドを視線にいれ、語り出す、ハルト。

逆にラクサスに攻撃をしながらハルトが話し出す。

ハルト「そもそもオレ達は、村人を人質に取るとか・・・・殺すとかしたくないんだよ！」

ラクサス「じゃあなんで純血な悪魔(ブラッドデビルでこんなことしてんだぁ？」

ラクサスはハルトの拳を手のひらで受け止める。

ハルト「ヨルガン様は・・・身寄りのないオレ達を家族として迎えてくれた！すごくお世話になったんだ！でもこれが最後！雷爆の一撃！！」

ハルトは力の限り雷を放った。

ラクサス「世話になったからって、こんなことまでする奴を許しといていいのかよ！！」

ラクサスはハルトの放った雷を体に吸収していく。

ハルト「えっ！！雷を吸収してる！？なんでだよ！！」

ラクサス「お前らの両親を殺した魔道士と一緒だぞ！！とりあえずお前達を倒さんといけねぇんだ！わりぃな！！雷竜の・・・・」

ラクサスの体が膨らんでいく。

ラクサス「・・・・咆哮！！」

ラクサスの咆哮がハルトに直撃する。

ハルト(このまま負けちゃったことにしちゃおっ！)

そうしてハルトはたおれ、ラクサスの勝利におわった。

ミラとジェニーはエドに攻撃を連発していたが、かわされてばかりだった。

ミラ「なんで攻撃してこないの？」

エド「・・・・それは・・・・・」

ジェニー「・・・・ここは一人で大丈夫だから、あなたは一夜様のところへ向かってほしい！」

ミラ「でも・・・・」

ジェニー「いいから！お願い！！」

ミラ「・・・・わ、わかったわ！死なないでよね・・・・」

そうしてミラは闘いから離脱して、一夜が向かった、村へと向かう。

エド「・・・・じゃあ僕と一対一ってことで・・・・」

そうしてジェニーの攻撃をエドが交わす状態が続いた。

ドコーン！！

音の方を2人が見る。

どうやらハルトがラクサスの雷で倒れたところだった。

エド「！！・・・・あぁ！ハルの奴負けちゃった・・・・まぁいいやどうせ元々やる気無かったし」

ジェニー「どういうこと？！じゃああの子はワザと負けたというの？！なんで！！」

ジェニーはエドに攻撃するのをやめて、問いかける。