【FAIRY TALE】君の隣に立つために２ (ページ23)

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（弟）の初仕事６ページ23

だがナツの炎が押され返しはじめた。

アラベル「ナツ！あぶねぇ！！いったん引けよ！」

ナツ「いや！まだだぁぁぁぁ！！」

ナツの思いとは別に段々と押されていく。

フリード「できた！術式！！・・・【この術式の中にいるものは、しばらく動けなくなる。】」

グレイは立ち上がり、アラベルとナツの隣に立つ。

フリードの術式が発動し、ファイアーウルフの動きが止まった。

アラベル「ナツ！！グレイ！今だぜ！！行くぞ！！雷竜の・・・・・」

アラベルの一声でグレイとナツも動き出す。

ナツ「へへっ！火竜の・・・・」

グレイ「先に行くぞ！アイスメイクハンマー！！」

グレイの氷のハンマーがファイアーウルフに直撃する。

ウォォォォォォオオオオン！！

アラベル「咆哮ぉぉぉぉ！！」
ナツ「咆哮ぉぉぉぉ！！」

アラベルとナツの咆哮は、フリードにより動きを封じられ、グレイの氷のハンマーにより、ダメージを受けているファイアーウルフへと放たれた。

アラベル「うぉぉぉぉおおおおお！」
ナツ「おおぉぉぉぉーー！」

ウウォーーーーーン！！

アラベルとナツの咆哮は威力を増して行く。

ドコーン！！

ファイアーウルフに見事に直撃した。

当たる寸前火に雷が合わさり、威力があがったみたいだ。

フリード「・・・・・融合した？・・・やったか？」

エバーグリーン「な、なんかすごいわね・・・・」

煙がまかれて行く。

がなんとファイアーウルフは起き上がっていた。

グレイ「んなっ！！」

ナツ「マジかよ！」

アラベル「・・・・くっ！もっかいだぁぁ！」

アラベルが攻撃を繰り出そうと拳に炎を纏った時だった。

エバーグリーン「えっ！？」

ファイアーウルフはフラフラし始め、そのまま倒れただった。

グレイ「ておい！？やっ、やったのか？」

エバーグリーン「な、なんとか倒したいみたいね・・・」

フリード「・・・・はぁ・・・とりあえず依頼終了だ！」

ナツ「・・・・よ、よっしゃあぁ！！アラベル！やったぜ！！倒せたんだ！ほら！ハイタッチだ！」

ナツはアラベルに駆け寄り、ハイタッチを要求してくる。

アラベル「おっ、おう・・・・！お、オレ・・・・やったぜぇぇぇぇ！！よしっ！初仕事成功！！ありがとう！みんな！！」

ハッピー「アラベル！よかったね！」

アラベルはナツとタッチを交わし、フリードやエバーグリーン、グレイにお礼を言う。

そうして、村へと戻った。