【FAIRY TALE】君の隣に立つために２ (ページ17)

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One parting～一つの別れ３～ページ17

ミラは、涙をぬぐい4人をみる。

ミラ「今の私じゃ足手まといになっちゃうから私はギルドでみんなの帰りを待ってる。もう少ししたらギルドに戻るわ！」

エルザ「・・・ミラ・・・」

ギルダーツ「それより・・・ミラが頑張ってるのに・・・・あいつらはいつまでグダグダいってやがる・・・」

ラクサス「・・リサーナが見たらがっかりするだろうな・・・・」

ラクサス達の言葉に、ナツとアラベルは立ち上がる。

A「アラベル・・・強くなるんだ！大切なものをもう失わないためにも・・・じゃあ僕たちは行くからね。ナツもだよ！じゃあ行ってきます。」

そうして４人は教会からでて、マスターのいるギルドに来た。

マカロフ「・・・急に呼び戻してすまなかったのぉ。みんなでリサーナを送り出してやりたかったんじゃ。・・・クエストの件、すまないが頼んじゃぞ！少し危険になるかもしれん。お前達なら大丈夫だと信じてある。Aは初仕事なのにすまんのぉ。気をつけて行ってくるんじゃぞ！」

エルザ「はい！マスター！」
ラクサス「・・・じぃじいってくるわ！」
ギルダーツ「任せとけって！」
A「きにしてないですよ。マスター行って来ますね！」

そうしてA達4人はみんなに挨拶をして、ギルドからでて、クヌギ村へと戻っていった。

教会では。

ハッピー「・・・ねぇ2人とも・・A達見送らなくて良かったの？」

ナツ「・・・あぁ・・」

アラベル「・・・・・ナツ・・仕事いかねぇ？オレもっと強くなってAと一緒にS級クエスト行けるようになりてぇ！強くなって・・・リサーナみたいな事がないようにしてぇ！！」

ナツ「おまえ！・・・そうだな！オレも早くS級魔道士になるぞー！！そういうこで・・・・アラベル！ハッピー！ギルド行って仕事探そうぜ！」

ナツはアラベルとハッピーを連れ、ギルドへと駆け出した。

エルフマン「・・リサーナ・・・ううっ・」

ミラ「エルフマン・・・・リサーナが言ってただろ？人は必ずいつかは死んじゃうんだよって。リサーナの分まで頑張って生きよう！」

エルフマン「うぅ！・・・ねぇちゃぁぁぁん」

ミラはエルフマンを抱きしめ、頭を撫で続けた。

フェアリーテイル

マカロフ「ガキ共！リサーナの分まで生きるんじゃ！悲しんでる暇はないぞ！」

全員「マスター！よし！やるぞ！」

そうして、みんなはそれぞれ動き始めた。