Episode55 ページ9
HW「ねーねー次お願いしてもいい？」
「はーい」
部屋に入るとヒョンウォンは飲み物を手渡してくれる。
「あ、ありがとう」
HW「ねぇ、最近また何かあったでしょ」
「え、何かって何のこと？」
HW「この前みたいなことになってたりしない？」
「うん。大丈夫」
HW「嘘つき」
途端に始まるセリフ。
「急にどうしたの？」
HW「Aは俺のこと見てないよね」
「見てるよ、ほら」
HW「そーいうことじゃない」
私の顔を両手で包み込んで目を覗き込んでくる。
HW「身体中の痣と傷だけじゃなくて、精神的にも傷ついてて疲れてるのわかってるから。無理してるの知ってるから」
長い長いアドリブ。
その間見つめられたまま私は動けなかった。
HW「俺の好きなAの笑い声とか聞けないの嫌だし、そばにいないのも嫌だから俺に守らせてよ」
そう言って笑うヒョンウォン はいつものヒョンウォン で少し安心した。
「うん」
HW「いい子のAには飴あげる。はい」
あーんして、と平然と言ってくる彼は果たしてわざとなのか天然なのか。
HW「あは、顔真っ赤」
「うるさい」
恋人もいたことなかったしウォノともあまり近くに長くいるようなことがないから緊張してしまうのも仕方ないくらいで、自分から甘えることなどできない所をなんとかしないとなとぼんやり考えた。
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ﾓﾓ(プロフ) - ファニさん» レスが遅くなってしまい申し訳無いです...コメントありがとうございます！ (2018年7月17日 21時) (
レス) id: 17d85d804c (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 読ませていただいてます。 頑張ってください^^ (2018年5月26日 20時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓﾓ | 作成日時：2018年3月16日 15時
