Episode50 ページ4
「ファン心を鷲掴みにするアピール？？？」
とあるバラエティー番組の企画にMONSTA Xが出演することになった。
そこで挑戦することになったもの。
それが私の今後を左右することになる出来事だった。
なんでもオーディション番組で鍛え上げられたMONSTA Xの礼儀正しさとファンへの向き合い方、優しさと強さをさらに売り込むためにということらしい。
企画の内容はくじ引きで台本を振り分けて、当てられた台本で演技をする。
その台本には恋愛要素が入っていて、そこでファンの心を掴む！というもの。
「なるほど...」
スタッフ「あのー、Aさん、ちょーっとお話なのですが...」
「はい、なんでしょう？」
スタッフ「その、お相手の女優さんよりマネージャーみたいな存在のAさんにやっていただいた方が彼らの良さを最大限に引き出せると思うんですよね。ということでお願いしますね！」
「えっ、はい？？」
私の返事も聞かずに企画の会議は終わった。
私演技なんて...
思いため息を付きながら階段を降りると練習室にはウォノがダンスを練習していた。
キレのある動きと大きなたくましい背中。
「がんばれ、だいすきよ」
ドア越しに小さくつぶやいてから、らしくないなと急いで練習室から離れた。
練習室の角を曲がると目の前には例のメイクさん。
メイクさん「随分のんきなのね。私がいないとでも思ったの？」
「なんのことですか？」
メイクさん「とぼけないでよ！ちゃんと聞こえてたんだから！！」
「そうですか。では私忙しいので...」
メイクさん「ちょっと、まだ話終わってないんだけど？」
「...なんでしょう？」
メイクさん「1週間後にまた事務所に来る用事があるの。だから....3時頃に第二会議室、来てくれますよねー？」
「........わかりました」
メイクさん「あ、言っておくけど一人で来てね？この前みたいに抵抗しなければすぐ終わるから！」
彼女は満足したように奥へ入っていった。
怖くもないはずなのに、頭がうまく回らくて呼吸も浅かった。
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ﾓﾓ(プロフ) - ファニさん» レスが遅くなってしまい申し訳無いです...コメントありがとうございます！ (2018年7月17日 21時) (
レス) id: 17d85d804c (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 読ませていただいてます。 頑張ってください^^ (2018年5月26日 20時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓﾓ | 作成日時：2018年3月16日 15時
