Episode68 ページ22
Your side
みんなと密かにお別れしてから1週間が経った。
私は今、今年の冬に放送が始まるドラマの撮影中。
相手の目を見て口を開けば滑り出す台詞と感情。
...でも、どんなに相手に見入っても思い浮かぶのはウォノだった。
【君は嘘つきだね】
相手役の言う
そんな台詞が私に刺さった。
ウォノの姿が目の前に浮かんで、彼が寂しそうに表情を崩す。
ごめん...ごめんね、ごめんなさい。
そんな顔させたくなかったから私は逃げた。
だからどうか、そんな顔しないで...
口を開いても次の台詞は出てこない。
【...Aちゃん？】
不意に名前を呼ばれて我に帰る。
頬を伝っていたのは涙だった。
「...あ、ごめんなさい、すみません」
監督「しばらく休憩しよっか。スケジュール詰めすぎた？自己管理ちゃんとね」
「はい、すみません....」
［A...俺、頼りない？］
控え室に置かれたパイプ椅子に座ってぼーっとすれば、またウォノの声が聞こえた。
そんなことない。
私を助けてくれるのはいつもウォノだったんだから。
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ﾓﾓ(プロフ) - ファニさん» レスが遅くなってしまい申し訳無いです...コメントありがとうございます！ (2018年7月17日 21時) (
レス) id: 17d85d804c (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 読ませていただいてます。 頑張ってください^^ (2018年5月26日 20時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓﾓ | 作成日時：2018年3月16日 15時
