Episode59 ページ13
KH「Aっ？おかえり！」
普段のキヒョンくんからは想像もつかない演技にびっくりした。
「え、あただいま！早かったね」
KH「久々に早く上がれたからご飯作っといたよ」
「わっ、ありがとう！助かる！」
KH「風呂はどうする？」
「先にご飯がいいかな」
KH「だよな。食べよ」
セットのテーブルについてパスタを食べる。
ふと目をあげるとキヒョンくんはこちらを見ている。
KH「...なぁ、Aは今幸せ？」
「うん。幸せだよ。」
KH「なんで黙ってたんだよ」
声がワントーン低くなったアドリブ。
話の内容がガラリと変わるアドリブにびっくりして慌ててついていく。
「なにを？」
KH「なんで大変な思いしてるのに一人で我慢してるんだよ？」
席を立って私の洋服の袖をまくった。
所々黒ずんだあざが残る醜い私の腕。
KH「こんなになるまで、どうして誰にも教えてくれないんだよ。まわりにはこんなにもたくさんの人がいるのに」
まわりにたくさんいる。
そうだ。
今日の演技の練習でもみんな私はなにも言わないのにたくさんたくさん気遣ってくれた。
KH「嫌われるのが怖いなんて思わないで、そんな軽い気持ちで好きになってないから。」
キヒョンくんは震える声を誤魔化すように私を抱きしめた。
それでも腕にはしっかり力が込められていた。
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ﾓﾓ(プロフ) - ファニさん» レスが遅くなってしまい申し訳無いです...コメントありがとうございます！ (2018年7月17日 21時) (
レス) id: 17d85d804c (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 読ませていただいてます。 頑張ってください^^ (2018年5月26日 20時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓﾓ | 作成日時：2018年3月16日 15時
