Seven Lens 2 【BTS】 (ページ7)

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TH「プレゼント買えて良かったね～」

『はい！テヒョンさんのお陰でちゃんとしたもの買えました！ありがとうございます！』

TH「にししっ、さっきまで泣いてたヌナとは思えないね～」

『笑わないでください！それに泣いてません！あれは雨です！』

TH「雨なんて降ってない……あ」

『わあっ……雪！』

空からは雨ではなく、フワフワと静かに雪が落ちてきた

TH「きれー…」

『ホントに綺麗ですね……』

道行く人たちも上を見上げて降る雪を眺めている

TH「……ヌナ、最後に行きたいところがあるんだけど、一緒に行かない？」

『？
良いですけど、車大丈夫ですか？』

TH「大丈夫！まだそんなにすぐには積もらないでしょ！」

『…そうですよね！
ところで、行きたいところって？』

TH「それは……着いてからのお楽しみで！
なのでヌナはまた寝てていいですよ！」

『えー
絶対寝ないので着くまで行くところ予想してますね！』

そう言ったは良いが、

テヒョンさんに起こされると、見慣れないところに到着してました。←

TH「ヌナ、寝る子は育つ、です」

『わざわざ日本語でありがとうございます！？

……ここは？』

車から降りると懐かしい物がちらほらと視界に入ってきた

TH「ここ、日本のものが沢山ある場所なんですよ
今日ヌナとデートするってミナムヌナに話したら、ここに連れていったら喜ぶって言われたから」

『……オンニが？』

確かによく見ると韓国語ではなく、日本語でかかれた文字が沢山ある

『…懐かしい……』(日)

TH「あの、ヌナ？喜んでくれた？」

『え、あっ、はい！
すごく懐かしくてつい……』

TH「…つい？」

『家族に会いたいなーって、思っちゃって』

TH「家族に？
ツアーで日本に帰ったとき会わなかったの？」

ああ、そっか

家族とのことはジミンさんにしか教えてなかったんだっけ

ジミンさんの時と同じように説明するとテヒョンさんも涙を流していた

『ジミンさんと一緒ですね』

TH「？
何で、ジミナと？」

『以前この話をした時、ジミンさんも泣いてたんです』

TH「この話ジミナにもしたの？」

『はい』

TH「ふーん…
僕に一番に話してほしかったな～
なんてね」

テヒョンさんは鼻をすすりながらえへへと子供みたいに、涙を溜めながら笑ってた

TH「そうだ、せっかく来たんだし少し見てみよ！」

テヒョンさんはまた手を差し出してくれた