Seven Lens 2 【BTS】 (ページ41)

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ジニヒョンからのカトクを見て急いでその場所に向かった

知らされた事実よりも今はヌナが無事でいてくれることを願うしかなかった

ジニヒョンから送られてきた住所に着くとそこにはもう僕ら以外皆着いていた

JM「ここって…」

僕らの目の前に立ちはだかる大きな建物は韓国でも有数の有名ホテルだった

韓国以外にもいくつもの配属ホテルを持ち、某大手企業も傘下に持つというホテル

『ここに、ヌナがいるの？』

NJ「つべこべ言ってる暇はない
早く中に入ろう
ヌナが待ってる」

夜中ということもありホテルのロビーには誰一人として客はいなかった

フロントのスタイリッシュな男の人たちに声を掛けられる

「すみません、失礼ですがあなたたちは…」

NJ「こちらに知り合いがいるということで来たんですが

キム・ユナという人がこちらに泊まっていませんか？」

支配人らしき人の眉が少し動いたのを見逃さなかった

「…すみませんが個人的情報はお教えすることが出来ません
申し訳ありませんが今すぐお引き取り下さい」

CN「ちょっと待ってくれ」

聞き覚えのある声

見ればそこには社長がいた
そして隣にはミナムヌナもいる

NJ「え、なんで社長が…？」

社長の方を見た瞬間、支配人らしき人は頭を深々と下げた

「おかえりなさいませ、社長」

CN「ああ、下がりなさい」

「失礼します」

社長の一言でさっきの強面の男達は退いていった

…この人何者？

てかお帰りなさいませっていってたよね？

どゆこと？

疑問を抱えきれてないのは僕だけじゃなかった

隣のジミナを見れば不思議そうな顔をして社長を見てる

CN「おい、説明は後でするから皆はAさんの所に行きなさい
部屋番号は6201だ」

僕らに部屋の鍵を渡して、
僕はすることがあるからと言ってミナムヌナと一緒に関係者以外立ち入り禁止と書かれた扉の向こうに消えていった

JK「ヒョン！とりあえず向かいましょう！」

僕らはヌナのいる6201号室に向かった