Seven Lens 2 【BTS】 (ページ33)

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78 JMside ページ33

you「前にジミンさんがお気に入りのブレスレット壊れたって言ってたので

その、作ってみました」

袋から出てきたのは綺麗な色に輝くブレスレットだった

『え、これヌナが作ったの？』

JN「売り物かと思った…」

僕もそれ言おうと思いましたよヒョン

you「あ、やっぱり買った方が良かったですかね…」

JM「ううん！！こんな綺麗なの初めて見たよ！
めっちゃ嬉しい！ヌナありがとう！」

you「喜んでもらえて良かったです
それ誕生石入ってるんですよ
テヒョンさんと出かけた時に売ってあるところがあって、作ろうかなーと思ったんですよ

それから、お揃いもいいかなーと思ってほかの皆さんのも作ってみたんです」

TH「え？！僕らのもあるの？！」

you「ジミンさんの袋の中身見てみて下さい」

見てみると他に6つの、小さな袋に包装されたブレスレットが出てきた

ヌナによると、

僕のは10月の誕生石の虹色に輝くオパール

ジニヒョンとテヒョナの12月の誕生石は、夕暮れ時の空を映し出したような美しい青紫色をしているタンザナイト

ナムジュナヒョンとグガの9月の誕生石はガラスのように綺麗に透き通った蒼色のサファイア

ホソクヒョンの2月の誕生石は反射する光によって大きく色が変わる紫色のアメシスト

シュガヒョンの3月の誕生石は海に投げ入れた瞬間に溶け込んでしまいそうな色のアクアマリン

ちゃんとヌナは僕らの誕生日に合わせた石で僕らだけのを作ってくれた

SG「お前、ホントすげえな…
これ、大事にする。ありがとう」

JN「うん、本当にありがとうね」

気付けば僕はえへへと少し照れくさそうに笑うヌナを抱き締めていた

you「…？！」

JH「ちょ、ジミナ！！」

JK「何やってんですかヒョン！」

TH「ズルい！僕もハグする！！！」

周りの声がうるさいけど僕は今泣きそうなんだ

大好きな家族から、そして

大好きなヌナからのお祝い

なんて幸せなんだろう

そう思うと涙が止まらない

ヌナにはこの泣き顔は見せたくないんだよ

泣いてるのがバレたのかヌナは僕の背中に手を回して

you「お誕生日おめでとうございます
ジミンさん、生まれてきてくれてありがとう」

そう囁いてくれた

騒いでた周りもいつの間にか僕を抱き締めてくれて、おめでとうの声をかけてくれた

こうして僕はまた1つ歳を重ねた