Seven Lens 2 【BTS】 (ページ24)

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BK「本当は今日、Aと話したいってミナマに頼んだ時これが最後だって思ってた

もう、これを逃したら二度と話すチャンスがなくなると思って

だからしつこいようだけど、本当に今こうやって話してるだけでも緊張してんだけど」

『...ゆっくりで良いから、思ってること全部話して、ください』

BK「ん、ありがとう」

本当は、ベク相手に敬語は慣れない
本当は使いたくないけど、今の私の立場は後輩グループのマネだ

それはベクも分かってて何も言わないのだろう

BK「...俺、本当はあの時キスなんてするつもりじゃかったしあんなやつとしたくもなかった」

『.....』

BK「嘘ついたのは悪いとは思ってる
でも、あの後すぐに弁解出来なかったのは、その、、」

『...ベク、さん、もう何年も前のことです
今更何言われたって傷つきませんよ』

慣れない敬語で話を促した

BK「...もう、Aへの気持ちが恋愛としてなのか友人としてのものなのか分からなかったから、」

『...大体分かってましたよ

ベクさんの気持ちが離れていってること

でも、それでも私は好きだったから離れさせようとしなかったんです』

BK「俺、その時は恋とか全然してこなかったからどんな気持ちになるのかわかんなかった

でも、Aの写真には本当に恋してたんだと思う」

『そんなこと、良く恥ずかしがらずに言えますね』

あの時もそうだった
目を輝かせて私の撮る写真を褒めてくれた

BK「...俺今彼女いるんだ、」

『知ってますよ』

BK「あ、っそか、、Aは？好きなやつとかいるの？」

『...私、ベクさんと恋バナするために来たわけじゃないです
もう用がないなら、』

prrrrrr..,

突然私の携帯が鳴り出した

『すみません、ちょっと、、』

BK「あぁ、いいよ」

電話に出ると向こうから騒がしい声が聞こえて来た

JK(ヌナ？！今どこにいるんですか？！
もう11時ですよ？！)

TH(おいグガ！これ俺の携帯だぞ！！返せ！！！
ヌナ？！今どこにいるの？！もう11時だよ？！)

JH(ヌナァ～
いまどごにいるんでずがぁああ)

JM(え？！電話出たの？！てことは生きてる？！大丈夫だよね？！え？！ね？！)

SG(、、俺もう寝る)

JN(Aちゃん？ちょっとごま油買ってきてくれる？！)

RM(お前らうるさいぞ
そしてテヒョン、これは俺の携帯だ)

スピーカーにしなくても聞こえる携帯からの大合唱

横を見るとベクは笑ってた