Seven Lens 2 【BTS】 (ページ19)

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『テヒョンさん、なに考えてるんですか！』

TH「え、何が？」

私の足は本当に車がある駐車場までテヒョンさんを連れてきてしまった

今の芸能界がどうなってるかなんて知らない
ネットもあまり見ないし誰かが熱愛！なんてのも知らない

でも、恋愛経験が少ない私でもわかる
あの二人は付き合ってる
じゃなきゃ二人きりで旅館になんて行くわけ無い

TH「ヌナ、大丈夫だよ？あの二人が付き合ってるのなんてもうとっくに皆知ってるよ？」

私が考えてることが分かったのかあることを教えてくれた

『え？
そうなんですか？』

TH「ヌナ本当にネット見ないんだね～
まあ見なくても知ってておかしくないんだけど…
あの二人キス写真流出しちゃって事務所が正式に付き合ってること公表したんだよ」

そ、そうだったのか…

そっか、あのベクが……

『……ベクがね』

TH「…ヌナ、さっきも思ったんだけどベク先輩と知り合いなの？」

『え？』

TH「だって旅館でベク先輩のこと見たとき驚くと言うより、睨んでたし…
今もベクって呼び捨てにしてる」

『…私睨んでましたか？
あっ……いや、この話もうやめましょう？』

TH「いやでも」

『それより私のせいでこんなところ連れてきてしまってごめんなさい
戻りましょう』

TH「ヌナ、」

『ほら、時間無いですし』

TH「……分かった」

そう返事をするとテヒョンさんは私の前を歩いて皆がいる控え室に戻った

控え室に戻ると皆ヘアメイクも衣装も着終わってた

MN「ちょっとA！テヒョンのことどこに連れていってたのよ！
テヒョンは早くメイクやってもらって！」

『すみませんオンニ』

MN「……もしかしてベクのこと？」

『いえ、違いますよ』

ミナムオンニはいつも鋭い
本当に恐ろしい

『私挨拶してきますね』

MN「……えぇ
すぐに戻ってきてね？もう始まるから」

そこから逃げるようにしてまた控え室から出た