Seven Lens 2 【BTS】 (ページ12)

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58 THside ページ12

次から次へと表示されるカトクの通知

全てジョングガからのだった

【ヌナ、大丈夫ですか？】

【もし何かあったらすぐに連絡下さい】

【ヒョンとはちゃんと部屋は別々何ですよね？】

【テヒョニヒョンは何するか分かりませんからね？】

【あの天然の裏にはライオンが潜んでるかもしれないんです】

【帰ってくる時も気を付けて下さい】

【雪で転ばないように】

似たような内容のものが何件も送られてきていた

『ライオンってなんだよ…』

少しだけ笑いがこぼれる

【危機感ちゃんと持ってくださいね？】

『……ジョングガ、お前本気何だよなぁ』

今までのグガの行動を見てれば分かることだ

『僕も本気だよ』

一番最後に来た通知を消してヌナの携帯の電源を切った

ヌナの携帯からはカトクも、メールも、電話の着信音も、部屋には鳴り響くことはなかった

＿＿＿＿＿＿＿

それから暫くしてヌナがお風呂から上がってきた

you「お先に失礼しま」

ｶｼｬｯ

you「し、た……って今撮りました？！」

ヌナの浴衣姿ゲット～

『にししっ
これくらいいーでしょ？今日ヌナ僕のことばっかりで自分は全然撮らせてくれなかったし』

you「わ、私はお仕事だから撮るんです！」

『……ふーん

でも僕は仕事でも仕事じゃなくてもヌナのこと撮りたいって思うよ？

ヌナはそうじゃないの？』

you「私は撮られるのそんなに好きじゃないですし…
わ、私ももちろん、撮りたいって思ってるから撮ってますよ？」

まだ濡れている髪に桃色に染まった頬

少しはだけた浴衣はヌナの綺麗な首筋を目立たせている

you「……えっ、ちょ、テヒョン、さん？」

僕に背を向けてドレッサーの台でポーチの中身を弄っているヌナを後ろから抱き締めた

鏡越しに見るヌナは色っぽくて、自分の心臓がいつもより早く動くのが手に取るように分かる