Seven Lens 2 【BTS】 (ページ2)

今日:5 hit、昨日:18 hit、合計:120,301 hit

48 THside ページ2

『何で？』

ヌナの格好はいつも通り、言い方を変えればさっきとは真逆だった

コンタクトは眼鏡に、緩く巻いてあった髪は結ばれキャップの後から伸びている

スカートはスキニーになってYシャツは変わらずズボンの中にしまわれていた

you「いや、よくよく考えたら他の人に見られて問題になって今後の活動に支障が出たら嫌ですし……」

『……そっか、、そうだよね！
ヌナはヌナだもんね！』

ちょっと残念

ヌナも楽しみにしてくれてると思ってたのに

you「それに、テヒョンさんと出掛けられるだけで嬉しいですし」

.

………？！

『今、いま、え、て、テヒョンって……』

you「ふふっ、口おもいっきりニヤけてますけど」

『だ、だって今、初めて名前で、』

you「これからはテヒョンさんって呼ぶことにします
この前のツアーの時から思ってたんですけどテヒョンさんとVさんじゃ全然別人だなぁって思って……

舞台の上のVさんもかっこ良かったですけど、私は舞台を降りた子供みたいな可愛らしいテヒョンさんも好きなので」

可愛らしい。。

……まあ、どんな理由であれヌナがテヒョンと呼んでくれるなら良いとしよう。

you「テヒョンさん？
行かないんですか？」

『え、あぁ！早く行かなきゃ！

あ、今日は僕が運転します！』

you「え？！免許持ってるんですか？！」

『逆に持ってないと思ってたんですか？！』

you「え、いや、テヒョンさんが車運転してるところ想像できないです…」

わぁ…
僕ってどこまで子供だと思われてるんだろ……

『大丈夫です！これでも試験監督には上手いって言われましたから！
今日はヌナに子供じゃないところ沢山見せます！』

you「ふふっ、楽しみにしてます」

あー、その笑顔マジで天使……

キムテヒョン、安全運転であなた様を何処までもお連れします！

心の中で敬礼をしてやっと二人で宿舎を出た

季節はもう冬

空模様は曇りだった