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だいぶ前に約束していた蘭ちゃんのお礼の日が来た。
指定された毛利探偵事務所付近まで行けば、既に彼女はいた。
ほんと、出来た子だ。素晴らしい。

蘭「あ、Aちゃん!」

『こんちは〜蘭ちゃん』

ちなみに名前で呼び合う仲になりました。

『おー少年!
元気だったかい?』

蘭ちゃんの隣に立つちっこい少年の頭をわっしゃわっしゃ撫でる。

「お姉さん!
あの時は助けてくれてありがとう!」

『んーにゃ!
大したことしてないよ〜
ところで少年の名前は?』

「江戸川コナン!」

『ふむ、コナンくんていうのか!
…で、本当の名前は?』

え、と固まる二人。
あれ?ハズレかしら。

『変わった名前だから偽名かなんかかと思っちまったのよ〜、ごめんちゃい
私は杠葉A!
よろしくね〜』

うはは〜と笑って少年の頭を二回ぽんぽんしてから蘭ちゃんに向き直る。

『よし、お礼言ってもらえたし少年元気そうだから私帰ります!』

蘭「なんでそうなるの?!」

え?何か違ったのかな?

蘭「お礼っていうのはこれからが本番!
お昼まだでしょ?食べに行こ?ね?
それがお礼!」

『そーいうこと!
なるほどよく理解した!』

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作者名:古。 | 作成日時:2017年12月17日 22時

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