32.番外編(Xmas) ページ33
ダーリン今からそっち行くから
もう日が落ちていちごタルトも出来た。
することが無くなった私はダーリンが来るまでと寝てしまっていた。
ピンポーン、と機械音が聞こえれば重たい瞼を開けながらフラフラと玄関に向かっていった。
…今日、ダーリン意外に郵便とかあったっけ？
『はぁい…』
ドアを開けるとそこには愛しい彼がいた。
「ごめん、遅くなって…ってもしかして寝てた？髪乱れてるけど」
放心状態の私と別にふんわりと柔らかい笑みを浮かべながら髪に触れてくるだーりん。
そんなだーりんに抱きついては一言呟く。
『っ…会いたかったぁ…』
「うん、実は俺も。…でもそろそろ中入れてくんない？」
『あ、ごめん忘れてた。』
部屋に招き入れるととりあえずこれ、とプレゼントをもらった。
『マフラー…かわいい…』
ベージュ系のシンプルなデザインのものだった。
「実はおそろいだったり。」
『まじか。なにそれかっわいーんだけど？』
「Aの方がかわいいって」
再びぎゅ、と腰に抱きつけば抱きしめ返してくれる。
にやけがとまらない顔でだーりんを見上げると軽くキスされた。
『ご飯はどーする？』
「A食べてないと思ってお腹開けてきたよ。」
こういう乙女心にどストライクなことをしてくるのが私のだーりんなのである。
愛おしさ満開で料理を並べれば目を輝かせる彼。
今まで散々食べてきたんでしょなんて思いながらも男子高校生らしい所を見れば自然と頬が緩んで。
『いちごタルトあるから食べ過ぎないでよね？』
「相変わらず好きだよな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2216人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るるる - ダ、ダーリンの名前だけでもお教えくださいぃ😭😭😭😭😭 (10月25日 13時) (
レス) id: 4c402a76c2 (このIDを非表示/違反報告)
サラミ - 続きを･･･お恵みください･･･ダーリン誰!!? (2022年9月8日 22時) (レス) @page34 id: 82adb6822c (このIDを非表示/違反報告)
るあ(プロフ) - 続きめっちゃ気になる、、ダーリン誰だっっ (2022年6月6日 1時) (レス) @page34 id: ce29aed6c3 (このIDを非表示/違反報告)
倫 - 2年生で青葉城西じゃなくて家に来れる、これはダーリンは縁下力なのでは？ (2021年11月24日 22時) (レス) @page34 id: d05255d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
うぉ - せめて…せめてダーリンの名前だけでも… (2020年5月27日 12時) (レス) id: f9e2b39a51 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：栗羊羹 | 作成日時：2018年9月18日 16時
