第一怪 ページ2
どうもこんにちは。Aです。
突然ですが、私は妖怪達とシェアハウスをしています。
そして家に帰ったら、知らない人と皆が話し合ってました。
え？ …すいちゃんもこの場の雰囲気に慣れてる…。
『………………えと、誰ですか…？ﾎﾞｿｯ』
「…それで、彼の家に…1番目がいたんです」
「ああぁぁ！！！」
「ジーザス！ジーザス！」
「あのやろ絶対ぶっ殺す！」
「裏切ったのねぇ…！」
「許せん…！」
ビリビリと、詩子さんが持っていた長ネギを引き裂いた。
うん…。カオスof theカオス。
『え、あの…み、みなさん？どうしたんですか？』
「あ、おかえりお姉ちゃん。この人ねー、いーっぱい尽くしてきた彼ぴっぴに二股かけられて、えーと___簡単に言うと自分は2番目だったー…みたいな」
と私の可愛い妹 すいちゃんが言った。
『おわぁ………それはキツい…』
「で、でも！本当はいい人なんです…！」
『…うーん』
「80万奪っといていい人なわけあるか！お前ｯ…馬鹿なのか！」
『あの、みなさんただいまで〜す』
「あおかえりA…。今ちょっとお取り込み中なの」
「そ、だからお子ちゃまはあっちでねんねしてな〜」
と、茶化す様に沼田さんは言った。
『子供扱いしないで下さいよ…！これでも…えと、20です！』
「沼田さん？それ以上言ったら」
「はい」
一瞬で言いくるめるともちゃん！流石です！
『…あの、今更ですがこの人誰ですか？』
「あ、すみません…目黒澪です…お邪魔してます…」
『あっ、いえいえ〜』
「うーむ…少し見てみよう」
と沼田さんは手袋をはめながら言った。
「ふむふむ、_____に騙され…」
「…ｶﾞﾀｯ」
「あれっ、伊和さーん？」
「クソも味噌もないわ…！」
「クズ中の…クズよぉｯ！！」
「…………ふふ、男に裏切られた時どうすればいいと思う？」
ともちゃんとすいちゃんが澪さんに質問を投げかけた。
「___？」
「「ふ く しゅ う ♡」」
「ｿﾞﾜｯ」
酒井さんが一瞬震えだった。
「呪い殺せー！」
「いけっ！伊和さーん！」
「ええ、すい達の言う通りよ…。澪、大丈夫。私達が…ついてるから」
「あの…ずっと…わ私…が我慢すれば良いのかなって…」
「でも…つらかったんです…うぁ…」
『二股は辛いですね…』
哀れみな視線で澪さんを見ていたら
「今日は泊まって行きなさいよ♡」
と伊和さんが。
『え』
「「は？」」
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作者名：ゆーーーり | 作成日時：2022年5月26日 15時
