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第三十一話 デートの誘い ページ35

虹魄
「A、今日どこか行かない?」
『いいよ〜』
守魄
「デートか?」
『えっ?!』
虹魄
「えっ!?い、いやっ!ち、違うよ!?/////////////』
『そうだよ!違うよ!』
大ガマ
「恋人同士でどっか行くって…そりゃもうデートだろ」
『な!なら!つ、土蜘蛛も行くよね!』
土蜘蛛
「え?」←話聞いてなかった人
『聞いとけ話!じ、じゃあ女郎蜘蛛は行くよね!?』
女郎蜘蛛
「あら?いいの?」
『いいのって…?』
女郎蜘蛛
「せっかくのデートなんだから♡」
『だからデートじゃないってばぁ!』
虹魄
「(A可愛いな…)」
守魄
「認めないなー」
『認めないよ!』
女郎蜘蛛
「ま、せっかくだしみんなで行きましょっ♡」
『うん!』
虹魄
「(なんか女郎蜘蛛がお母さん的存在になってる気がする…)」
大ガマ
「(いや、あいつ毒作ってるから油断はできねー)」
虹魄
「(な、なんで会話できてるんですか?!)」
大ガマ
「(妖怪だからな(?))」
守魄
「(じゃあ俺も混ざるわ)」
虹魄
「(混ざってきたよ!?)」
大ガマ
「(妖怪ならなんでもできる(?))」
虹魄
「(そ、そうなんですか…??)」
『いくよー?何してんの?』
女郎蜘蛛
「あの子たち心の中でなんか言ってるのよ」
『えー何言ってるの?』
女郎蜘蛛
「聞いてみる?」
『聞いてみる!?』
女郎蜘蛛
「本人に聞くか、心の声を聞くか、どっちがいい!?」
『どっちがいいって何!?』
土蜘蛛
「あいつらは何をしてるんだ…」
烏天狗
「わかんない」
カルラ
「僕もわかんない」

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作者名:エメラルド・アリス | 作成日時:2020年9月23日 9時

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