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第二十八話 過去 ページ31

あの人
「Aの、全てを話すね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人間の時
『……』

「うわ…近寄らないで」
『……』
その時のあの人はもう妖怪だった
あの人
「ねぇ君、大丈夫?って、見えないか」
『…大丈夫では無い…』
あの人
「え!!見えるの!?大丈夫じゃ無いって…」
『私、もうすぐ死ぬと思ってるの…』
あの人
「えっ…なんで?」
『私、汚くて、穢れてて、要らない奴らしいの』
あの人
「えっ…」
『だから、無理せず私から離れていいわ』
あの人
「無理なんてしてないよ!」
『私が気持ち悪く無いの…?』
あの人
「うん」
それからAとあの人は、いっぱい話した
だけど
『〜♪』

「穢れてるくせに鼻歌なんて…!」
私が気分良いのは許されないみたいだ
そしてある日

「お前なんか要らない!」
人2
「化け物のくせに!」
グチャ
…?
何が起こったの…?
人々
「穢れてる…」ザワザワ

「頭を潰して正解だったな」
え…?
あの人
「なんでっ!なんでなんで…!Aは……穢れてなんかないのに…」
頭を潰されて死んだ
そして妖怪になった
『___!』
あの人
「A!」
守魄
「お前ら本当仲良いな」
守魄とは妖怪になってから出会った
守魄は妖怪&人間からとても尊敬?されてるらしい
楽しかった
楽しかったのに
ある日
死神?
「命令だからね?」
守魄
「うっ…!」
あの人
「守魄!」
『やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて!!!!!!』
あの人
「A!?」
死神に守魄を傷つけられ
それでAは暴れてしまった
守魄はAを抑えるため、逝ってしまった
『…守魄…?どこ?』
Aが起きると手紙が置いてあった
読んだ内容は
みんなの期待に応えて僕死ぬね!
というもの
Aが読んだ時にはもう手遅れだった
『どうして…どうして…』
Aはあの人の後を追いかけて死んだ
なのに生まれ変わった
『生まれ変わったら意味がないよ…!』
だからじさつした
それをあの人がとめた
あの人
「A…お願い…まだ生きてー…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あの人
「僕が知ってることはこれぐらい」
(後半は憶測なんじゃね?途中であの人も逝ったわけだし)
女郎蜘蛛
「そうだったのね…」
烏天狗
「A……」
カルラ
「助けよう」
土蜘蛛
「嗚呼」
大ガマ
「俺たちがやらないとな」
守魄
「…上手くいけば、Aを戻せるかもな…」
あの人
「やってみないとわかんないよね…」

第二十九話 分からない→←第二十七話 大切な人



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作者名:エメラルド・アリス | 作成日時:2020年9月23日 9時

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