第三話 告白 ページ4
放課後
『なんのよう？』
男の子
「あの！あなたの事が！す、す！SUKIYAKI☆(すきやき)」
『は？(ふざけてんのかな？)』
男の子
「す、すみません、貴方のことが好きです…付き合ってください！////」
『？？私のことが？そうなんだ、で、なにに付き合えばいいの？』
男の子
「へ？」
『友達として好きなのは嬉しいよ？なにに付き合えばいいの？』
男の子
「え…。」
女郎蜘蛛
「(私たちが出る幕はなかったようね、まぁ、Aに告白するなんて、一億年早いけど)」
『…もしかして恋愛的？それならごめんね、私、好きな人いるから』
男の子
「…えっ…」
女郎蜘蛛
「えっ！？」
烏天狗
「」
土蜘蛛
「」
大ガマ
「え」
『それに、私のタイプは背は私と同じくらいで可愛くて優しくて甘い物好きで強くて人を守れる人だから…』
女郎蜘蛛
「(こりゃだめね)」
男の子
「それなら俺だって…！」
『は？なに言っちゃってんの？夢でも見てる？貴方私より背高いし甘いもの好きじゃないし人守れねぇだろ、それに強くないし可愛くないし優しくなさそうじゃん』
男の子
「っ…！どうなっても知らないぞ！俺が告白してやってんのに！」ﾀｯﾀｯﾀ
『さてと、帰るかー！』
女郎蜘蛛
「(気づかれなかったわね…)」
『ただいま！』
女郎蜘蛛
「おかえりなさい♡」先回り
烏天狗
「A、好きな人いるの？」
『…いるよ、忘れられない人、もう死んじゃったけど……でもやっぱり、叶わないよ』
烏天狗
「…そっ…か」
『…やっぱりね、だめなんだよ…！好きになってもね、叶う確率は低いの！叶わないで…相手が死ぬなんて…ありえないよ…』
女郎蜘蛛
「…Aちゃん、もしかして…その人…」
『えぇ、妖怪たちのせいで死んだわ』
女郎蜘蛛
「っ…」
『でも妖怪を憎んだりしない、でも時々、妖怪があの人を責めなければ、そんな事しなければ…！』
大ガマ
「A…」
『親友も…止めていれば…！』
ーA、あの人達責めちゃダメだよ？わかったね、じゃあ、またね…好きだったよー
『返してよ…！』
烏天狗
「そんなことが…」
『＿＿＿…』
ちなみにオリキャラだよ☆(((今関係ねぇ
烏天狗
「…」
『烏天狗…頼りにしてるからね！』
烏天狗
「えっ！？えぇ？うん？」
『さーてと！ノルソルのとこ行くかー！(…あの人…生きてるわけない、前世で付き合ってたし、私はあの人の後をついて行った、なのに…)』
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作者名：エメラルド・アリス | 作成日時：2020年9月23日 9時
