魔界からの訪問者【妖怪ウォッチシャドウサイド】

二話 ページ4

〜ハルヤside〜



A『よろしくね』





彼女が転校してきたとき、彼女からとてつもない妖気を感じた。





気になってお弁当に誘ったが、さっきから周りをきょろきょろしている。





ハ「何か探しているの？」




A『何でもないよ』




A『余計なお世話ね…』ボソッ





！？なんだ今のは。





彼女とは思えない言葉が出てきた。








魔界A。実に興味深いな…。





〜Aside〜




おっと行けない行けない。




思わず魔界の本性が出ちゃったわ。





私、意外と毒舌なんだよね。





ハルヤってやつ、結構面白いじゃない。




〜夢主普通side〜




A『さて、私はお弁当食べ終わったから先に教室戻ってるね！』




ハ「うん」








教室に戻ると、天野ナツメが話しかけてきた。



ナ「魔界さん、私、天野ナツメっていうんだけど友達になってくれない？」




何この子。めっちゃ可愛い！！





こんなかわいい子初めて見たわ。





A『うん！いいよ〜』



ナ「私のことはナツメって呼んでね！」



A『いい名前だね！ナツメ、これから何か予定ある？』




ナ「ないよ、一緒に帰らない？！」



A『もちろん！』









帰り。






下駄箱に着くと、何やら人だかりがあった。





A『なんかのイベント？』




男「魔姫ファンクラブの登録はこちらでーす」



女「ヒメアヤファンクラブに入っている人も入会できまーす」




ナ「えー！魔姫ファンクラブだって！すごいね！！」



A『なんで魔姫なの？名字は魔界なのに』



ナ「なんか、Aちゃんが姫みたいにかわいいから名字の魔を取って、魔姫なんだって」




A『へー』




なかなか面白いことやるわね、人間は。



ナ「私ファンクラブに入って来るね！！」



そういってナツメは行ってしまった。





ハ「姫みたいに…？」







アヤ「あの…」



A『なんですか？』





後ろを振り返ると、かわいらしい女の子が立っていた。




アヤ「魔界Aさんですよね？最近転校してきた…」




A『はいそうですが…』




もしかしたらこの子がヒメアヤ？




ファンクラブがいかにもできそうなくらいかわいいし。



アヤ「やっぱり！？私も最近転校してきたんです！クラス違うけど仲良くしましょう！」



A『はい！』



姫乃アヤメ…。





結構気になるわ。





彼女から感じる強い妖気が…。

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