魔界からの訪問者【妖怪ウォッチシャドウサイド】

十八話 ページ21

話し合いの結果、こうなった。




1班、アキノリ、ナツメ、ケースケ。



2班、私、トウマ、アヤメ。




ア「いいな〜！そっちは美男美女ばっかじゃーん」






ジュ「文句言うな、だぜ！」







まさにその通りでございます。









ト「綺麗だね」




お、トウマ君やっとこの遊園地に来てから初めてしゃべった。←！？






アヤ「綺麗だね！Aちゃんはどう思う？」






貴方以上に綺麗なものはないよ。






A『とってもきれいだよ！』






人間界も捨てたもんじゃないな。





え？







そんなことを考えているとてっぺんに着いた。






真っ赤な夕日が見えるし、雲の間から真っ赤な光が差し込んで、








まるで今にも神が下りてきそう。







血の色っぽいな…。





ん？







さっきから私は何を言っているの？







まるで別人みたいに。






ト「下に着いたよ」









遊園地の帰り。





ニュース「現在、亡くなった方は10人を超えており、警察は捜査を進めています」







何のニュース？






アヤ「最近、何者かによってたくさんの方が殺されてるんだって」






ナ「怖いよね〜」






ミ「ナツメさんは私が守…ジュ「筋肉、うるさい」ハひーん」





相変わらずナツメたちは面白いな…。







裏で何が起こっているか知らないくせに。






なんで？さっきから私はおかしいよ。






心に思ってないことばっかり…！






もうやめてよ…！！






私は走り出した。






ナ「A！？」





無我夢中で走り回った。






A『はあはあ…』







あれ？ここどこ？







もしかして迷った？？






ハ「姫」





A『！』Σ(ﾟДﾟ)






ハルヤ君！




なんで私がここにいるってわかったの！？





また姫扱いだし…。






A『だから、私は姫じゃなくて魔界です！』








ハ「そんな芝居をする必要はありません」






イライラしてきた…。






A『だから、私は違うって言ってるでしょ！？』






ヒュッ






するとハルヤ君の周りに鋭い針が刺さった。







ハ「！？」






A『何…これ』






何今の。






ハ「どうやら力が戻りつつあるようですね」





力？何言ってるの？






私は違うよ。





A『私は鬼族の姫じゃなくて魔界の姫なの！！』





ハ「え…？」




ちょっと、何言ってるのよ。




視界が歪んで暗くなった。

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