魔界からの訪問者【妖怪ウォッチシャドウサイド】

十四話 ページ16

〜A魔物side〜




A『今、魔界Aに私の記憶を見せてあげてるわ』








ハ「手間をかけさせてすみません」







A『しかし、困ったものよねぇ…。人間界に来たものの、私の性格が真っ二つの割れて二重人格になっちゃった』







ハ「性格が二つに…？！」






A『私にだって純粋なところくらいあるわよ』









ハ「元の性格に戻すにはやはりあの宝玉が…」








A『今はいいわ。もう少しであの子の記憶を思い出せそうだから。別にあの宝玉がなくても性格を完全に私が支配すれば何の問題もないのよ。あら、彼女、私の記憶を拒否して起きそうだわ。じゃあ、またね』








〜Aside〜




A『…！』




目を覚ますとさっきいた桜に寄りかかっていた。







さっきの夢は何だったんだろう。









まさか私の前世？






にしてはやけにリアルだったなぁ…。









顔を上げるとハルヤ君がこちらを見ていら。









ハ「起きた？」









A『うん…』









ハルヤ君と接してから何かおかしい。








しばらくむやみにかかわらないようにしよう。









A『じゃあ帰るね！』









私はその場から逃げるように家に帰った。









翌日。






私は学校に来て気が付いた。







私ハルヤ君と席隣じゃん。







それってやばくね？









ハ「おはよう」









うわー！話しかけられた！！どうしよう！！









A『おはよう…』








ここは普通に。








そうだ、今日は妖怪探偵団の所に行こう。









それならないか誘われても断りやすいしね。←









今日はアヤメちゃんと帰ろう。









お弁当もナツメと食べればいいし。









出来るだけハルヤ君と接触しないようにしないとね。









あれ、結構私ってひどい？









〜ナツメside〜







今日は妖怪探偵団の日だ〜！







A、来てくれるといいな〜☆







私がアキノリの部屋に入ると、A以外のメンバーはそろっていた。







ア「あれ？Aさんは？」







ナ「来てないよ」








ケ「姉ちゃん遅いよ〜」









全くケースけは。







A『お邪魔しま〜す』







アヤ「Aちゃん！」






ナ「来てくれたんだね！」







A『最近忙しくてごめんね』






こうして妖怪探偵団の活動は始まった。

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