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女子の嫉妬は怖すぎる ページ3

〜Aside〜




ハ「よろしく」









A『ん』









私は軽く挨拶をした。









少女漫画のようなキラキラした挨拶なんてやってらんない。









だが、私の予想をはるかに超える事態が起きた。









さっき挨拶をした瞬間、少し前の席のおさげの子以外の全員がこちらを見たのだ。









やっぱり、キラキラした挨拶の方がよかったのだろうか?









キーンコーンカーンコーン









チャイムが鳴った。








おそらく休み時間になったんだろう。









女「ねぇ、Aちゃぁん、ちょっとぉこっち来てぇ…?」









少女漫画あるあるその一。









転校初日に何かが起きる。









私は肩を回され、そのまま空き教室へ連れてかれた。









女「ちょっとぉ、なんで酒呑君にあんな態度をとるのよぉ!」









少女漫画あるあるその二。









女子の嫉妬。









A『いや、ただあいさつしただけだけど?』









ここは冷静に。









感情的になっては相手の思うつぼだ。









女「あんたには殴られないと分からないようなねぇ…!」









どうしようか。









殴り返しては意味がない。









ハ「何やってるの?」









少女漫画あるあるその三。








大体イケメンが助けに来る。









余計なことをしないでよ…。









席の隣の人。←名前知らない








女子はあっという間に退散していった。









帰り際に口パクで「覚えてなさいよ!!」って言われたし。









あんたなんか覚えてる価値もねぇわ。









ハ「大丈夫?」









少女漫画あるある…ってめんどくさい!









少女漫画のシチュエーション多すぎでしょ!








ここはいったんお礼を言う。









A『うん。ありがと』









ハ「転校初日に大変だったね」









ハ「あ、俺、酒呑ハルヤ。覚えておいてね」









聞いてもいないことを…!









でも、覚えていた方がいいか。









役立ちそう。









酒呑ハルヤ…。








その時、綺麗な青い目がくすんだ赤色になったのには、誰も気づかなかった。

冷たい家→←転校ってめんどくさくね?


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ふっち - あと、トウマが出てきたらおもろいかも (2019年4月21日 20時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - 思ったんだけど、、主人公の設定がかわいらしすぎるわ。面白いわ。ふふ (2019年4月21日 20時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
ううう - マジで姫ってわけではないですよね、、、原作では姫違うし (2019年1月6日 1時) (レス) id: e4c9c3aff0 (このIDを非表示/違反報告)
柊苺 - 面白かったです!更新頑張ってください! (2019年1月4日 8時) (レス) id: 30ac6fcd11 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暗黒桜 | 作成日時:2018年12月1日 23時

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