killing night 71 ページ23
「それは、僕らが殺し屋だったから？」
僕らのことが好きで、僕らと一緒に居たいという気持ちは嬉しかったし、僕だって同じ気持ちだった。
でもそれが僕らの立場あっての思いならまた受け取り方が変わってくる。
その質問はとても酷であることはわかっていたけれど傲慢である僕はそれを抑えることはできなかった。
でも僕の考えとは裏腹にAは自分の顔を曇らせることはなかった。
『みんなが殺し屋で私が先生と出会って殺し屋になった。そのおかげで出会えて一緒に居たいと思った。例え私もみんなも殺し屋じゃなくて出会っていたらまた同じような気持ちになったと思うよ。』
Aの言葉には一切の迷いはなく、本心なのだと理解する。
「そろそろ中に入ろうぜ、体が冷える。」
うらたんはAの体を心配してかみんなを船の中へ入れた。
僕はAのことをわかった気でいた。
あの子は殺し屋の才能がある、とても強くて誰も叶わない殺し屋なのかもしれない。それでもただの人間で女の子なのだ。
僕は愚かな質問をした。
僕が殺し屋じゃなく彼女に出会ったとしても同じく好きになるのに、彼女だけ違うなんてことはなかったのだ。
何もかも叶わない。
症候群なんて関係なく彼女を愛していること。
愛してしまったこと。
全て彼女からもらったものだった。
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霧雲 - 推しのうらたんと・・・？っっは！体が透けている・・・？・・いい人生だった・・・！ (2021年8月8日 23時) (
レス) id: 85272682ce (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても面白かったです！ (2018年12月21日 2時) (レス) id: 24d7937625 (このIDを非表示/違反報告)
緑のさくら(プロフ) - 終わってしまったああぁぁ！！！！すっごく楽しく読ませて頂きました！表現力が高くて、透明感がある表し方で、もう何から何まで全部好きでした！！表現を学ぶのにとても勉強になりましたね！wお疲れ様でした！ (2018年12月21日 0時) (レス) id: cc75d0bcae (このIDを非表示/違反報告)
うめた。(プロフ) - 相原宙さん» 誤字でした！ご指摘ありがとうございます！ (2018年12月8日 1時) (レス) id: 6ac6c419a5 (このIDを非表示/違反報告)
相原宙(プロフ) - 74の大切って言った後なんですけど、｢うらたの私への大変｣って｢うらたの私への大切｣ですか？ (2018年12月7日 22時) (レス) id: bc22572701 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめた。
| 作成日時：2018年11月15日 17時
