killing night 59 ページ11
先日、俺とセンラは仕事で1日船を空けた。
仕事もあったが、個人的に調べたいことがあった。
「まーしー、ここです。」
「Aとうらたさんが初めて会ったところ…だな。」
ただの廃ビル。
コケだらけで汚くて、異臭がプンプンする。
「あの日、坂田が依頼したのはこの場所じゃありませんでした。でもうらたんが初めて会ったのも、まーしーがAの足を撃ってからまた見つけた場所もここやったんですよ。」
「偶然じゃなさそうやな、流石に。」
「きっとAも無自覚なんですよ、体が勝手にここにきてしまうっていうか…僕はAがどうしてこの場所に固執するのか知りたいんです。」
センラは淡々と言葉を並べる。
「じゃ、調べよう。あいつのことやったらいくらでも協力したる。」
Aのことだったらなんだっていい。
あいつのことならなんだって知りたいと思う。
コケだらけの屋上でセンラが一つのものを拾い上げた。
黒く汚れていて少しボロボロになっている。
「手帳…か？」
汚れで開けられない手帳をセンラの手の中から取り無理やりこじ開ける。
「まーしー、そんな乱暴にせんくても…もしなんか書いてあったらどうするんですか。」
「払えば読める。」
紙の間に挟まっていた砂を払い手帳に目をやる。
「センラ、ビンゴだ。これ日記だよ。」
手帳をセンラに渡すとセンラは滲んだ字を目を細めながら読解していき、それを声に出していった。
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霧雲 - 推しのうらたんと・・・？っっは！体が透けている・・・？・・いい人生だった・・・！ (2021年8月8日 23時) (
レス) id: 85272682ce (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても面白かったです！ (2018年12月21日 2時) (レス) id: 24d7937625 (このIDを非表示/違反報告)
緑のさくら(プロフ) - 終わってしまったああぁぁ！！！！すっごく楽しく読ませて頂きました！表現力が高くて、透明感がある表し方で、もう何から何まで全部好きでした！！表現を学ぶのにとても勉強になりましたね！wお疲れ様でした！ (2018年12月21日 0時) (レス) id: cc75d0bcae (このIDを非表示/違反報告)
うめた。(プロフ) - 相原宙さん» 誤字でした！ご指摘ありがとうございます！ (2018年12月8日 1時) (レス) id: 6ac6c419a5 (このIDを非表示/違反報告)
相原宙(プロフ) - 74の大切って言った後なんですけど、｢うらたの私への大変｣って｢うらたの私への大切｣ですか？ (2018年12月7日 22時) (レス) id: bc22572701 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめた。
| 作成日時：2018年11月15日 17時
