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killing night 35 ページ36

「Aもう大丈夫なんかー?」

元気になったことを報告したくてリビングに向かうとセンラにぎゅーぎゅーされて本当にこの人はいい大人なのだろうかと心配になった。

『大丈夫。ありがとう。』

ガチャリと鳴った扉の開く音の先にいたのはうらたで、すぐにうらたの元へ小走りで向かう。

『私を運んでくれたの、うらたでしょう?ありがとう。』

「ああ。やまだが、心配してた。」

足元を見るといつもはうらたの周りとをくるくるとするやまだぬきが私の周りをくるくるとし、体を擦り付けてスリスリしてくれている。
懐いてくれたみたいで嬉しかった。

「なー、A。髪切らねぇの?」

志麻は椅子に反対に座り、足をプラプラとさせて私に問いかけてきた。

たしかに長くなっている。以前も切ろうかと思ったけれど仕事で何かあった時用で使えると思ってそのままだった。

「僕が切りましょうか?」

よほど準備がいいのかセンラは片手にハサミを持っていた。

『じゃあ、長さだけ揃えてもらおうかな。』

どうせこの足じゃ仕事なんてできないし、使えるかと思ったけどずっと船の中にいるんじゃ邪魔で仕方ない。

ジョキ ジョキ と一定のリズムで髪が切られていくのを感じる。

こんなの昔先生に切ってもらったぶりだった。

「はい、完成。」

ぽんっとセンラは私の頭に触れてから髪の片付けを始めた。

「なんや、ショートでよかったのに。」

「ショートにしたら志麻くん好みになってまうやろ。

志麻は小さく ちぇっ といった声を出して私をもう一度見つめた。

「まぁ、その長さも似合ってるけど。」

ミディアムになった髪に触れた。

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神楽 - いいですね〜!!もっとイチャついてほしいっす←更新頑張って下さい! (2018年11月4日 2時) (レス) id: b691fd4806 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うめた。 | 作成日時:2018年10月22日 22時

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