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〜小紅side〜

 あの日、玄さんに告白されてから私は急いでカフェオレを飲んで玄さんの目を見ずにカップを返して玄さんを部屋から追い出した。

 そしてそれから今日まで1度も玄さんと話をしていない。それどころか目を合わせたりすることもない。

渚「何があったんだよ。」

雪「最近よそよそしいよねー。」

卯良「さっさと言っちゃいなさいよ。」

八千代「どうせ私たちしかいないんだし。」

 挙げ句の果てにはこうして皆さんに心配され囲まれている。

雪「女子会だからねー。ほらほらー、言っちゃえー。」

小紅「うぅ・・・。」

 言っても、良いのだろうか。

卯良「当分言いそうに無いからまずお菓子沢山持ってきたから食べちゃおう。」

渚「どっからこんなにも持ってきたんだよ・・・。」

卯良「えー、ち・あ・き。」

 語尾にハートが付く勢いでウインクをしながら言う卯良さん。


雪「それでこの前げんなりしてたのね。」

 卯良さんの持ってきたお菓子は沢山の種類があって、それをつまみながらポツポツと話し出した。

 朱雀さんに告白されたこと。
 それを玄さんに相談したこと。
 そしたら玄さんにも告白されたこと。

渚「あのヤロー。」

雪「それで最近よそよそしいのかー。

  あ、このお菓子美味しい。」

八千代「納得ね。

  え、どのお菓子?」

雪「これだよー。

  それで小紅ちゃんはどうするの?」

小紅「わかりま、せん。」

 どうすれば良いんだろう。

八千代「分からないなら返事しないで悩めば?

  待たせりゃ良いじゃない。妖怪にとっては長い時間でも無いでしょ。」

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青葉と美倉(プロフ) - ミコトさん» ありがとうございます!嬉しいです! by美倉 (2015年3月27日 19時) (レス) id: f21109d26b (このIDを非表示/違反報告)
ミコト(プロフ) - 凄く面白いです!!更新楽しみにしてます!!(≧∀≦) (2015年3月26日 23時) (レス) id: 24a28e4413 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青葉と美倉 | 作成日時:2014年4月16日 19時

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