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雪さんたちを見送ってから、部屋で勉強していると扉が開く音がした。

千秋「小紅ちゃん、ちょっとお茶する?」

小紅「千秋さん!…お仕事は?」

千秋「今日は休みなんだ。せっかくだし渚も誘って三人でお茶しようよ。」

お言葉に甘えてお茶しようかな。勉強をしていた手を止めて立ち上がる。

千秋「んじゃ、渚も呼ぶし下で待ってて。」

小紅「はい。あ、ありがとう御座います。」

きっとこの頃私がぼーっとしているから気を使ってくれたのだろう。

千秋「こういうのはお互い様だよ。たまにはのんびりしないとね。」

言って、渚さんの部屋に入っていった。

〜〜数分後〜〜

リビングで待っていると千秋さんが不機嫌そうな渚さんを連れて降りてきた。

渚「茶だぁ?んなもんめんどくせーしそんな暇ねえ…って、小紅もいンのか。」

千秋「小紅ちゃんがいるならいいんだ!?」

渚「ったりめーだろ、男と茶飲んだって楽しくねえしな。」

誇らしげに笑う渚さんに呆れた千秋さんはお茶を淹れに台所へと向かった。

二人きりになってしまった…。何を話そうか、迷う。

渚「なあ、小紅。お前最近ヘンだぞ?」

小紅「へっ!?そ、そうですか??」

渚「うん、ヘンだ。」

そんな真顔で言われると、不安になってくる。

小紅「どういう風に、変なんですか…?」

渚「玄と顔合わせないし、静稀と話さないし…の割にはあのキザ野郎とはよく話してるの!
  何か、アイツと絡んでるとかってお前らしくないぞ!!」

小紅「それは…」

千秋さんが失笑顔でお茶とお茶菓子を持ってきた。

千秋「渚、何でお前が嫉妬してんの…。」

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青葉と美倉(プロフ) - ミコトさん» ありがとうございます!嬉しいです! by美倉 (2015年3月27日 19時) (レス) id: f21109d26b (このIDを非表示/違反報告)
ミコト(プロフ) - 凄く面白いです!!更新楽しみにしてます!!(≧∀≦) (2015年3月26日 23時) (レス) id: 24a28e4413 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青葉と美倉 | 作成日時:2014年4月16日 19時

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