玖拾壱、終らない戦い ページ7
崩れ落ちて倒れていたウバウネは起き上がると「アタクシは…！負ける訳にはいかないだっヨ〜ン…！」と言うとそこから消えてしまった。
ケータ達は周りをキョロキョロ見渡すがウバウネの姿がなければ怪魔達の姿もいなくなっていた
「やっつけたのかな…？」
ケータはそう呟くと「ケータ君！」と呼びながらAは駆け寄る
「大丈夫！？奇怪に何かされてない？？」
我を忘れてるのかいつもの敬語も忘れてまるでお姉さんのように心配するAだったがケータが「大丈夫だから落ち着いて」と言うと我に帰ったように「あぁ、すみません…取り乱してしまって」と謝る
ふと、Aは奇怪に目をやるとパラパラと手に持っている本に目をとおしていた
顎に手をつきながらブツブツと何かを言っていてAが聞き取れた言葉は「あの時と違う…思った通りだ」という言葉だけであった。
「A」
オロチが名前を呼ぶ
Aは返事をして振り向くと安心したような表情の彼がそこにいた
「A…よくやったな」
ワシャワシャと頭を撫でられると微笑まれる
その時、Aは自分の本当のキモチに気がつき、それを再認識した。
「やっぱりオロチさんは＿＿」
「何だ？」
「…何でもありません」
この言葉は最後まで…未来に帰るまで、言わないでおこう
そう思ったAは言葉を言わずに微笑む
すると、オロチとAの間を割るように「まだ終わっていない」と告げるとズイッと間に影オロチが入ってきた
「えっ…終わっていないってまさか」
「そのまさかだ…そうだろう奇怪」
本を読んでいた奇怪は影オロチの急な呼び掛けに「えっ？」と言うが何かを察したのか「あぁ…終わってはいないね」と言った。
和やかモードだったその場は一気に凍りつくと「外に出てみればわかるよ」
そう、奇怪は言う
ケータ達は奇怪の言葉を信じて急いで外へ出て見ると…
「桜町が…黒くなってるニャン！」
ジバニャンの言う通り桜町が黒くなっていた。
ケイゾウは「きっと、ウバウネの呪いだ…。」と言うとAはケイゾウの言葉を繰り返すように「ウバウネの呪い…」と呟いた。
「このままでは、ヤツの呪いが町中に…いや、もっと広がるかもしれないな。」
「ウソ！？じゃあ、早く止めさせなきゃ！」
「ウバウネのもとへ急ぎましょう！」
フユニャンとケータ、ウィスパーはそう言うと「待ちなさい」と呼び止める声があがった。
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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ソルべ(プロフ) - うさぎメガネさん» 最後までありがとうございます！！楽しく読んでいただき光栄です！(*＞＜*) “1つでもリクがアレば”と作品にて書いた通りに遅くなるかもしれませんが三國志編を頑張って書きたいと思います！！うさぎメガネさん本当に最後までお読みになりありがとうございました！ (2016年11月7日 3時) (
レス) id: 4ad5954d98 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎメガネ - 完結おめでとうございます！！とても楽しく読ませてきただきました！是非三國志編とかも見たなぁ・・・なんて！お願いします！主人公ちゃんが可愛すぎてなんかもっとオロチとのイチャイチャが見たいです！！ (2016年11月4日 18時) (レス) id: c7442a37e1 (このIDを非表示/違反報告)
ソルべ(プロフ) - うさぎメガネさん» 初コメありがとうございますッ！！一同(自分しかいないけど)全力で更新に取りかかりたいと思います！最後、どうなるか…楽しみに待っていてくださいね！！ (2016年9月27日 2時) (レス) id: 1a43219942 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎメガネ - 初コメいただきます！いよいよ最終決戦ですね！ワクワクします！更新頑張ってください！ (2016年9月26日 16時) (レス) id: c7442a37e1 (このIDを非表示/違反報告)
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