玖拾、こんな展開ってアリですか!? ページ6
いきなりの質問に少々戸惑うがAは「今でお願いします」と答えると奇怪はニィ…と口角をあげると「わかった」と言うとAから離れて煙をたてて奇怪は消えると、ケータ達が戦っているウバウネの近くに現れる
「どうも、ウバウネさん。僕、加わりますよ」
爽やかな声で奇怪はウバウネに言うとウバウネは「そうかい!なら、あの小僧をやっつけるんだっヨ〜ン!!」と命令を下すと奇怪は薄ら笑いをしながら手に持っている本を開くとブツブツと呟き始める。
ケイゾウは何かを呟き始めた奇怪を見て「ケータ!!目が隠れてる妖怪を狙え!!!」とケータに届くように叫ぶとケータはウバウネから奇怪に狙いを定めるとジバニャンに“ひゃくれつ肉球”をするよう指示をする
「ひゃくれつ肉球ッ!!ニャニャニャニャ!!!」
「そうはさせないんだっヨ〜ン!」
奇怪を庇うようにウバウネはジバニャンの前に立ちはだかり怪魔達を集め壁を作るが_____!!
「『不可思議マジック』」
パァン!!と大きな破裂音がすると共にウバウネは膝から崩れ落ちる。
崩れ落ちたウバウネの後ろでは片手の指で拳銃を撃った仕草をしている奇怪がそこに浮いていた。
ニッコリと笑顔で…だ。
ウバウネは奇怪に問う
「何故、アタクシに」
奇怪は笑顔で答える
「言いましたよね?僕、加わるって」
眉間にシワを寄せながらウバウネは奇怪にまた問う
「だからどうしてだ…!アタクシに加勢すると…!!」
その言葉を聞いた奇怪は鼻で笑うとこう答える
「アナタに加勢するって…僕、言いましたっけ?」
ウバウネは「なっ…!」と言葉をこぼすと奇怪は「まさか」と呟き
高笑いをあげると嘲笑う顔で崩れ落ちたウバウネを見ながらこう言った。
「自分の都合が良いように僕の言葉を解釈しましたね!ハハッ、無様で馬鹿な人…頭が愉快な人間ですね!!いや、今は醜い妖怪でしたねェ」
ハハハハッ!、と面白そうに笑う
ウバウネは「騙したな」と怒りのこもった声で奇怪に言うが奇怪は急に笑うのを止めると冷徹な表情をして見下すような口ぶりで「騙す?」と言葉を続ける
「僕は騙したりしてませんが?はっきり言って勝手に僕を仲間だと思ってたアナタが悪いじゃないですか。残念ながら元から僕は味方でも敵でもありませんし?それに…
『困ってる者がいたら助けるタイプですから』」と最後はニッコリ爽やか笑顔で言葉を言ったがその表情は何処か狂気を持っているようにも見えた。
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