【妖怪ウォッチ】彼岸花と姫金魚草の想い【其ノ参】

玖拾漆、取り戻す！！』 ページ13

影オロチはAを回復させた…言っておくが影オロチも瀕死状態である

「よく聞けA」

影オロチがそう言うとAは縦に頷くと影オロチは「俺が必殺技を放つ」とAに言う

「はい！？それではスベテホロビルネがまた来るじゃないですか！」

驚いた反応をするAに影オロチは「ちゃんと聞け！」と少しイラついた声で言うと話はこういう事であった。
影オロチの必殺技をワザとウバウネに奪わせて3回目のスベテホロビルネを放とうとする隙をついてAが攻撃を仕掛けると…

「それより安全を考えて一回体制を立て直した方が…！」

「それでは遅い！そして、ヤツは犬神の必殺技を奪ったがオロチの必殺技は奪わなかった…仮定だが、1体の必殺技しか奪えない……と思う」

影オロチは言い終わると目を伏せるがAは迷う
影オロチの言葉を信じて危ない賭けに乗るか、皆を死なせないように安全を確保して体制を立て直してからの方がいいのか……Aは命運を分けた選択肢に立たされていた

そこでふと、奇怪のあの言葉を思い出す

『なら、信じなさい。最後まで…ずっとね』

Aは「影オロチさん」と言うと目を開けた影オロチの目を真っ直ぐと見る
影オロチは察し「行くぞ」と呟くとウバウネに必殺技である『影流・ヤマタノオロチ』を繰り出すがウバウネは笑いながら必殺技を奪った

「いくらやったて無駄！これでアンタ達は終わりだっヨ〜ン！！」

「今だ！！」

「これでスベテを取り戻す！！」

『白蓮蛇行』と言い必殺技を放つと白い蓮を頭に乗っけたフクリュウに似た蛇達が何処からともなく現れてウバウネに確実に攻撃をあてる
当たったウバウネは黒い煙を体から出しながら「ぐああああ…」と言い最後に「…だっ！…ヨ〜〜〜〜〜ン…！」と叫びながら空高く黒い煙で渦を書きながら飛んでいき破裂すると蒼くキラキラしたモノが桜町にふり注ぎ
桜町を覆っていた黒い雲が消えて町に怪魔の気配は消えて日差しが戻った…

「やった……やったぁ！！」

Aは喜んでいると後ろから「ありがとう」と感謝の言葉をかけられAは振り向き「影オロチさん…？」と呟いたが影オロチの姿はそこにはもういなかった
そんなことはいさ知らずかケータは駆け寄ると「やったね！」とAに声をかけた
それはケイゾウも同じで「やったな！桜町に光が…！！」と喜んだと同時にジバニャンと混ざっていたはずウィスパーがいきなり現れて

玖拾捌、取り戻した平和。→←玖拾陸、スベテを

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

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