強き妖怪 2【妖怪ウォッチ】 (ページ8)

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第４９話ページ8

～貴方side～
当直の先生＿＿＿前に会った理科の先生に、ケータ君は話し掛けた

理科の先生「やぁ、ケータ君。夏休みも学校に来るなんて感心だね。えっ？昨日の当直は僕だったけど…何か知りたい事があるみたいだね。」

ケータ「昨日、何か変なものを見ませんでしたか？」

理科の先生「変なもの？特に変わった事は無かったよ。そう言えば、午前中に今田君が来て似たような事を聞いて行ったなぁ。何かオカルトなものに興味があるみたいだね。だったら『全てを見通す水晶玉』の話は聞いた事があるかな？なんでも、知りたい事を映し出すフシギな水晶玉だって話だよ。確か、正天寺にそういうものがあるって聞いたような気がするけど。」

貴「全てを見通す水晶玉…。」

ウィスパー「これは良い情報を聞きましたね。私にもその水晶玉は心当たりがあります。その水晶玉を使えば、小学校にいた妖怪の正体が何だったかわかるかもしれません。正天寺に行ってみましょう！」

ケータ「うん、そうだね。」

理科の先生「ケータ君、誰と話しているんだい？」

ケータ「あっ、何でも無いです。ありがとうございました、先生。」

理科の先生「良いんだよ。気を付けてね。」

ケータ君とウィスパーは職員室から出た
私はその場に残り、彼を見る
すると、彼はこちらを向いた

貴「…やっぱり見えてるのね。」

理科の先生「まぁ、ね。」

貴「…紅蓮の親方の貴方が何で理科の先生をやっているのか、疑問ね。」

理科の先生「やっぱりわかってたんだ。」

貴「…まぁ良いわ。情報提供には感謝する。それじゃ。」

私はケータ君とウィスパーを追いかけた