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第46話 ページ5

〜貴方side〜
パァン…パァン…!

辺りに、花火の音が響きわたる
私はケータ君達と共に、それを眺める
花火って…綺麗…


フミ「綺麗だね…。」

ケータ「うん…!」

ウィスパー「…プハァッ…。」


皆、花火に夢中
そんな時、妖気を感じた


貴「…!」

オロチ「…。」


見てみると、オロチが花火を眺めていた
私はそっと、オロチの元へと飛び上がった


貴「オロチ。」

オロチ「…ルナか。」

貴「見てたんだ。」

オロチ「まぁ…な。」

貴「綺麗よね…花火。」

オロチ「そうだな…。」


私は再び、花火の方へと視線を向ける
花火は途切れる事なく、続いている
自然と、笑みが零れた


オロチ「…ルナ。」

貴「ん?なぁに?オロチ。」

オロチ「…否、何でも無い。」

貴「クスッ…何それ。」

オロチ「…。」


私は花火が終わるまで、ずっとオロチの隣にいた
この、花火を…゙あの子 ゙と見たかったな
ねぇ、___…



〜オロチside〜
ルナ…
゙あの時 ゙…とは、どういう事だ?
守れなかった…とは、誰をだ?
そう、問い掛けようとした
けれど、出来なかった
今はまだ、聞いてはいけない気がして…


貴「…。」

オロチ「…。」


そっと、ルナを見る
ルナは微笑みを浮かべて、花火を見ていた
けれど、時折寂しそうな表情を浮かべていた


オロチ「…。」


何故、寂しそうなんだ…?
俺はルナの事を、あまり知らない
彼女と話した事は何回もある
だが、彼女は自分の話を一切しなかった
だから、詳しい事はわからない…


オロチ「…いつか、話してくれるか…?ルナ。(ボソッ」


その呟きは、花火の音にかき消された…

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ちー(プロフ) - 妖怪大好きさん» 了解です(・ω・)ノ ご協力ありがとうこざいます! (2015年3月22日 13時) (レス) id: 388373d818 (このIDを非表示/違反報告)
妖怪大好き(プロフ) - 元祖がいいです (2015年3月22日 13時) (レス) id: ecb83a6b5b (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 了解です(*^^*ゞ (2015年3月20日 17時) (レス) id: 388373d818 (このIDを非表示/違反報告)
しゆう(プロフ) - 本家がいいです! (2015年3月20日 16時) (レス) id: 24122aef41 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - オロチ大好きさん» 了解です(`・ω・´)ゞ ご協力ありがとうこざいます! (2015年3月19日 12時) (レス) id: 388373d818 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちー | 作成日時:2015年1月17日 13時

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