強き妖怪 2【妖怪ウォッチ】 (ページ30)

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第６８話ページ30

～貴方side～
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貴「はぁっ！」

ジバニャン「ニャッ！」

ししコマ「煉獄の術！」

オロチ「雷神の術！」

桜ニュータウンの妖気を吸収したイカカモネは、力を増していた
様々な妖術を使ってきたり、とりついてきたり…

正直に言って、強い…
けれど、負けるつもりは毛頭ない
世界を守る為にっ…！
周りにいた妖怪達も、イカカモネに攻撃していく

貴「はっ！」

たびガッパ「大滝の術！」

コマさん「火炎の術！」

イカカモネ「グッ…！イカタイフーン！」

風の妖術が、当たる
回復し、また攻撃を加えていく

ジバニャン「火花の術！」

オロチ「はっ！」

バク「吸収の術！」

イカカモネ「チィッ…！」

数的には、こちらが有利
徐々にダメージを与えていく

貴「それっ！」

ししコマ「煉獄の術！」

ババァーン「ババーン！」

イカカモネ「くっ…こうなったらっ…！」

突然、私達の方を向いていたイカカモネが向きを変える
そこにいたのは…

ケータ「っ…！？」

ウィスパー「！？」

貴「っ！？」

オロチ「！しまったっ…！！」

避難していた、ケータ君だった
イカカモネはニヤリと笑うと…

イカカモネ「ﾀﾋねぇぇぇぇ！人間よ！」

ケータ「っ…！！」

皆-ケータ、イカカモネ「！？」

オロチ「ケータっ！！」

触手を、ケータ君に向けた
ケータ君は固く目を瞑る
その途端、私の頭に映像が浮かぶ

『お…姉…ちゃ…』

『＿＿＿っ…！ごめんなさいっ…！！』

貴「！あ…ぁ…！！」

守れなかった、大切な…存在
守るって、言った筈の…
似ている…ﾞあの時ﾞと、今の瞬間は…
嫌だっ…嫌だ！！
もう私は…失いたくないっ…！！

貴「っ…！ケータ君っ！！！！」

オロチ「！？ルナっ…！？」

影月『ルナ！！』

＿＿バシッ…！