74 <瑠河>3 エピローグ的な何か。 ページ31
狐丗と瀬と夜尋のいた村を離れしばらくたったあと、和抄が口を開いた。
『あー、それにしても、面白かったな〜あの村。まあいろいろごたごたはあったけど』
「面白かったか?あの龍使いがうるさかっただけだろ」
「あんた…ほんと最後まで、折り合い悪いままだったわね」
「実力は認めているが、どうにも俺には合わねぇそれだけだ」
「はいはい。それでも実力は認めてるんだ…」
飛鳥の投げ掛ける言葉への昴の棘のある返事にに飛鳥は苦笑する。
『遠距離での通信かあ〜楽しみだなあ』
楽しそうに笑いながら和抄はワクワクとした様子で言った。それをひきつった顔で珍しい生き物を発見したといった顔をしながら昴は和抄の顔を見た。
「ワサ…お前、それ、本気でやる気か」
「逆に聞くけどあんたその気なかったの?」
「俺はもう一切瀬には関わりたくねぇんだけど…。たぶん向こうも同じだろ」
明らかに嫌だという目をして昴は飛鳥と和抄、それぞれを見たあとため息にも似てる息をつく。
「気に食わないとは思ってるだろうけど…昴、いじりがいあるから、関わりたくないはないんじゃない?」
「いじりがいってなんだよ!!」
『まぁまぁ…。それでも、夜尋のことは気になるでしょ?』
「まぁ…。」
「まぁそういうことでたまには連絡してみようよ。お互い何かの情報交換できるかもだし」
「はぁ…なんか面倒なやつと関わり持つことになっちまったな…」
ガシガシと頭をかきながら昴はめんどくさそうにいった。
『まぁそういわずにさ!人の繋がり持つことって大事でしょ?昴のお父さんも言ってたじゃん!』
「そうだけどな…」
また昴は、はぁ、とため息とは似ているけども少し違った大きな息をはいたあと、顔をあげ、少しだけ空を見た。
_______________作者より______________
原作の瑠河です、ラストを任せられてどうしようと悩んでたら5年くらい経ってました(?)
その間にもいろいろあったりほか作者二人も成長してて年月って怖い。
結果的に話がまとまらずに3話連続大暴投にふみきりました。
このエピローグ的ななにかも途中で力尽きたので狐丗くん、夜尋くん、瀬くんのその後追記があるかもしれませんし、ないかもしれません。
このコラボ連載開始からも数えたらたぶん、もっと年数経ってると思いますが以前読んでいただいた皆様ありがとうございました。
とりあえず、コラボのこの作品はほぼ完結だと思います。
また改めて終わりの挨拶を他二人とできたらと思っています。
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瑠河 - 卯月ユウさん» い、今、気づいた…!ありがとうございます!二人に迷惑かけないよう三人で頑張ります! (2013年10月21日 5時) (レス) id: 05926b04ec (このIDを非表示/違反報告)
水憐 - 卯月ユウさん» ありがとうございます!三人で完結まで突っ走って行きます! (2013年9月14日 11時) (レス) id: 642eeef69d (このIDを非表示/違反報告)
胡麻 - 卯月ユウさん» 有難うございます!三人で頑張ります! (2013年9月3日 19時) (レス) id: 68aa594dab (このIDを非表示/違反報告)
卯月ユウ(プロフ) - 今日初めて見たのですが続編おめでとうございます!とても面白いですっ!更新楽しみに待っています!これからも頑張ってください (2013年8月30日 18時) (レス) id: 52f94a8716 (このIDを非表示/違反報告)
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