42 <瑠河> ページ43
狐「ねぇ…和抄、昴、何するつもり…?」
その遠くの昴の戦う光景をを見ていた狐丗は和抄へと訊く。
和抄が思い出したように答えた。
和『とり憑いてるやつを倒すために気をひきつけてるだけだよ。あ、説明不足だった…ごめん。狐丗。今から、モンデスーン本体じゃなくて、とり憑いてるやつから倒すことにしたんだ。もちろん、狐丗がね。そのためにボクが来たんだ』
狐「え、僕!?なんでっ!?」
狐丗が驚いて和抄の方を見る。冷静に和抄が答えた。
和『狐丗、何となくわかったと思うけど、昴のあの状態で倒すことは難しい。しかも、とり憑いたやつはモンデスーンの弱点の目にいるみたいなんだ。』
じっとモンデスーンと昴がいる方を見てポツリと言う。
和『今、モンデスーンは昴の方へと気が逸れてる。目まで行けるチャンスは今しかないよ』
和抄がそう言い終わるとモンデスーンの悲鳴のような鳴き声が聞こえた。
とり憑いたやつを倒す?
何を考えてるの?昴…?
僕は…僕は…!
狐丗がそう思っている間も和抄は話を続けた。
和『倒さなくてもいいよ。誘き出すだけでも。その方が好都合だし』
狐「好都合?どういうこと?」
和『瀬が言ってたでしょ?あの事件の犯人をボクたちは追ってるんだ。たぶん、昴はとり憑いたやつはもしかしたら、関係してるかもしれないって思ってる。モンデスーンは被害者だって』
狐「どうして、そんなに…モンデスーンを…?」
和『さぁね、ボクは知らない。昴の家は妖をすぐに倒さず、気持ちを感じとるって言うのがモットーだから。だから、とり憑いたやつも本当は違うかもしれないから、モンデスーンから、引き離して欲しいだけかもね』
狐「…」
和『ボクは待つよ。狐丗がどう思ってるかはわからないけど、合図があったら、動くから』
じっと狐丗はモンデスーンを見続ける。
僕がケリをつけなきゃ、いけないのに、守られてばかりでいちゃいけないのに。
どうすればいいんだよ、昴。
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また、遅くなった!
遅くてこのクオリティ…。どうすれば…。
次は岩埼やで♪
頼んだしー!!
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胡麻(プロフ) - なる (2012年9月24日 20時) (レス) id: afb61e7265 (このIDを非表示/違反報告)
胡麻(プロフ) - やっぱ水燐はスゲーな。あそこから繋げるとは! (2012年9月23日 14時) (レス) id: afb61e7265 (このIDを非表示/違反報告)
胡麻(プロフ) - 今…………見て来たんだが、何なんだあれは……(^言^) (2012年9月16日 23時) (レス) id: afb61e7265 (このIDを非表示/違反報告)
胡麻(プロフ) - あ〜……作品、見てなかったわ。見てみるなー (2012年9月16日 23時) (レス) id: afb61e7265 (このIDを非表示/違反報告)
瑠河 - そろそろ、コメント欄を消そうと思うんだけど、どう…?たぶん、蓮さん、ドイツに戻ったんじゃないかな?そんな気がするんだけど…。 (2012年9月16日 23時) (レス) id: 05926b04ec (このIDを非表示/違反報告)
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