消 え れ ば い い の に … 。

▼おみ ページ18

岩坂あゆ@今坂あゆさん リクエスト



隆二ってば、デートの日に
仕事って!!!



『 もういいや、臣とデートしよ。 』



臣ってLINE派じゃないもんなー。
メールでいっか、ってか電話でいいや。



ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…

いつもの音が鳴り出した。
落ち着いたりしない??この音。



.



臣「 はい、もしもし。 」



『 もしもーし。 』



臣「 …A?んだよ、 」



ご機嫌斜めな臣。
怒っている口調。



『 あのね、隆二がさ仕事入れてて。せっかくのオフだったから、デートの約束してたのに。 』



臣「 …??? 」



『 仕事優先させて、私とのデートをすっぽかしたの!!! 』



臣「 そ、そっか〜。 」



『 でね、臣とデートしたい!!! 』



臣「 は…? 」



はんば強引に、
臣と約束を交わした。



臣は約束には厳しいから。
隆二とは違って。



『 じゃあね♪ 』



臣「 おー。 」



.



電話を終えた後に、
私は服の準備を始める。



約束の時間_____



もう臣は来ていた。
隆二と間逆だなー。



と関心しつつも、
隆二のことを考える自分が憎い。



臣「 買い物でもすっか、Aの金で(笑) 」



『 そーだね。(笑)臣、奢ったげる。 』



臣「 よっしゃ(笑) 」



『 なに期待してんのさ(笑) 』



臣「 してねぇよ、ばーか。 」



臣のデコピンは痛い。
こんちくしょ〜!!!



臣「 ほら、荷物貸せ。 」



『 え、いいの?? 』



臣「 うっせ、 」



こういう優しさも、
臣のモテる理由なんだろうね。



臣「 はい、アイス。 」



『 ん〜、ありがとう。 』



臣「 A、どう?楽しかった?? 」



『 うん!!! 』



今日を通して、また臣との
絆が深まった気がする。



.

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