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カメラの彼と別れた後、俺は行きつけの喫茶店に入った。
dt｢いらっしゃい…。目黒、久しぶりの来店？｣
mm｢こんにちは舘さん。｣
彼は宮舘涼太。
俺がよく来るこの喫茶店の若きオーナー。
落ち着いてて品があり、来店するお客さんから｢舘様｣とか、｢貴族｣とか呼ばれている。
ちなみにここのスイーツは全て彼の手作り。
mm｢今日は1人でやってるんですか？｣
dt｢裏でふっかがサボってるよ｡今お客さん少ないからね。｣
fk｢サボってない！人聞き悪いなー！｣
そう言ってひょこっと出てきたのは深澤辰哉。あだ名は｢ふっか(さん)｣。
彼はここの店員で、お客さんたちからもいじられる愛されキャラの人。
大学生の頃、先輩に連れられて来てから、俺はこの店にずっと通っている。おかげで常連だし、2人とも仲がいい。
dt｢今日は何にする？｣
mm｢コーヒーで。熱いのでお願いします。｣
dt｢かしこまりました。｣
コーヒーを頼みながら俺はカウンター席に腰掛けた。
fk｢今日は仕事休み？｣
mm｢はい。本当は遊びに行く予定だったんすけど、暇になって今街ブラ中っす。｣
dt｢そうだったんだ。ここに来る時、あの橋から見える桜は見てきた？｣
mm｢見ました。今が1番綺麗な気がします。｣
fk｢えっ、マジ？舘さん見てきていい？｣
dt｢いいけど、その分給料引くよ。｣
fk｢それは勘弁。｣
3人で桜の話をしていると、俺はふとさっきの彼を思い出した。
mm｢そういえばさっき、趣味でカメラ撮影してる人に写真撮られたんすよ。｣
fk｢なにそれ？どういう状況？｣
そう聞かれて橋での出来事を軽く2人に話した
dt｢ふふ、撮りたくなる気持ちわかるよ。目黒はいい被写体になるだろうからね。｣
mm｢そうっすか？｣
dt｢かっこいいからね。絵になるよ。｣
mm｢俺普通にしてるだけなんですけどね｣
fk｢うわぁー。なんか腹立つわー。これだからイケメンは！｣
mm｢ふっかさん、イケメンですよ｣
fk｢目黒、コーヒー俺の奢りでいいよ！！｣
ふっかさんはご機嫌な様子で笑いながらまた裏へと戻っていった。
mm｢ふっかさん行っちゃいましたね。｣
dt｢コーヒー代、少し割増で給料からひいてやろうかな｣
そう言いながら舘さんは俺の前にコーヒーを出してくれた。
俺はそれを飲みながら、さっきの彼ことを考えた。
なぜだかわからないが、カメラの彼とはまた会える気がしていた。
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さくら(プロフ) - (名前)ミオさん» コメントありがとうございます、大変返信が遅くなり申し訳ありません！何度も読んでくださりありがとうございます！今後も楽しめる作品を作っていきたいと思いますのでよろしくお願いします！ (2021年9月4日 21時) (
レス) id: 3b24a3fa1b (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ミオ(プロフ) - このめめこじが大好きで、何度も読みに来ちゃいます (2021年7月30日 0時) (レス) id: dfbbef0672 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 57yｕｋi39ramotiさん» コメントありがとうございます！返信遅くなり申し訳ありません。ゆり組、少し辛い状態ですが今後も見守ってください…(泣) (2020年12月3日 12時) (レス) id: 60e8cc6e09 (このIDを非表示/違反報告)
57yｕｋi39ramoti - あまりのゆり組の大好きさに26話で感動して、大号泣しました。（^0^） (2020年11月22日 18時) (レス) id: a271dce366 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 佐藤さん» ありがとうございます！中々な亀更新になるかもですが、これからも楽しんでいただけると嬉しいです！ (2020年9月26日 8時) (レス) id: aa84f709c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2020年9月3日 21時
