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次の日
退学になったあとからずっと働かせてもらっているアルバイト先の雑貨屋で、俺は昨日の夜のことを考えていた。
このままだと翔太は婚約させられてしまう。
今でさえ1週間に1回という頻度でしか会えていないのに…、今後はもっと…いや最悪会うことが出来なくなってしまう可能性もある。
彼の父親はどのような手を使っても翔太を拘束しておきたいのだろう…。
彼の自由は今以上になくなってしまう…。
…俺は何をしてあげられる？
彼に…何をしてあげられる…？
？「おーい、舘さん？いつも以上にお顔が凛々しいけど大丈夫かー？」
dt「…ふっか店長。」
俺に声をかけてくれたのはこのお店の若き店長で通称ふっか店長こと、深澤辰哉さん。
スタッフの面倒みがよく、困った人を見るとほっとけないタイプの人であり、いつでも場の雰囲気を明るくしてくれる店長だ。
dt「すみません…。怖い顔になってましたか？」
fk「お客さんからはいつも以上にかっこいいって好評だよ。」
ケラケラと笑いながら彼は
fk「まあまあ思い悩みすぎるなよ、少年。未来はまだ長いぞー！」
そう言ってヒラヒラと手を振って常連さんの所へと戻って行った。
…未来はまだ長いか。
この先の未来、翔太が隣にいないなんてことは考えたくもない。
でもこのまま何もしないと彼は俺の隣からいなくなってしまう…。
それに俺は耐えきれるだろうか…。いや無理だ。
以前彼の付き人である照さんに言われた「翔太様にはあなたが必要です」という言葉をふと思い出した。
…照さん、それはもしかしたら逆なのかもしれません。俺には翔太が必要なんです。
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youjin(プロフ) - みかぷさん» コメントありがとうございます！あまりにも見切り発車になってしまった為、なんとかハッピーエンドにすることができて私も安心しております(泣)つたない私の作品を最初から見てくださり好きだと言ってくださってありがとうございます！ (2020年4月2日 20時) (
レス) id: 9f973415f0 (このIDを非表示/違反報告)
みかぷ(プロフ) - コメント失礼します！更新最初からずーーっと見ててものすごく好きです！！完結おめでとうございます！！最後の最後でお父様にバレずにくっついてほんとにホッとしました笑お疲れ様でした!!! (2020年4月2日 19時) (レス) id: 7be4d62213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2020年3月11日 19時
