第17話 ページ17
nb「でもなんで照が…？」
iw「翔太様には黙っていたのですが…。宮舘様は何度かこの家に足をお運びになっていました。翔太様のことを心配されて…。」
nb「えっ…そうだったの？」
dt「うん。連絡取れなかったから心配で…。けど、翔太は、俺と会いたくないって言ってるって追い返されてた。」
nb「そんな…。」
俺が知らない間にそんなことがあったんだ…。
dt「それでも何度か来たんだ。けど無理だった…。けどある日、俺を追い返した人が追いかけてきたんだ。話がありますって。それが照さんだった。それでその後家に来てくれたんだ。」
その後、彼の家を訪ねた照は、彼を見るなり土下座してこういったそうだ。
iw「翔太様を…助けてください」
dt「ひ、照さん！？」
iw「勝手なことを言っているのは承知しております。旦那様の暴走を止めることも、翔太様を守ることも出来なかった私に…ましてやあなたの事を何度も追い返した私に、こんなことを言う資格がないのはわかっています。ですが…。このままでは翔太様が…。」
dt「…。」
iw「出過ぎた真似をしているのは承知の上です。ですが…翔太様にはあなたが必要なのです…。」
dt「…照さん。顔をあげてください。」
涼太は照の肩に手を置き顔を上げるよう言った。
dt「…翔太を守れなかったのは俺も同じです。彼を守ると約束したのに…。俺は何も出来ませんでした。」
iw「宮舘様…。」
dt「照さん、俺からもお願いがあります。翔太に会うために、俺に協力してください！」
iw「宮舘様…！もちろんです！」
そこからは2人で作戦会議だったそうだ。涼太は警備の人や照を含む俺の付き人に顔が割れているし、父親の警戒があるため普通に家に入ることは難しい。
その為、夜中に決行することになったそうだ。また出入りは正面からは難しい為、敷地の裏側にある付き人専用の裏口から照が誘導し、ここまでバレずに侵入してきたそうだ。
dt「ちょっとスパイみたいだった。隠しカメラに映らないように動いたり、警備の人の後ろ通ったり」
iw「ハラハラしましたが何とかバレずにここまで来れて良かったです。スリルを感じるのも悪くないですね。」
nb「…なんか2人とも楽しんでない…？」
dt「気のせいだよ。」
iw「決してそんなことはありませんよ。」
2人が少し怪しい笑顔をしてたのは見なかったことにしておこう。
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youjin(プロフ) - みかぷさん» コメントありがとうございます！あまりにも見切り発車になってしまった為、なんとかハッピーエンドにすることができて私も安心しております(泣)つたない私の作品を最初から見てくださり好きだと言ってくださってありがとうございます！ (2020年4月2日 20時) (
レス) id: 9f973415f0 (このIDを非表示/違反報告)
みかぷ(プロフ) - コメント失礼します！更新最初からずーーっと見ててものすごく好きです！！完結おめでとうございます！！最後の最後でお父様にバレずにくっついてほんとにホッとしました笑お疲れ様でした!!! (2020年4月2日 19時) (レス) id: 7be4d62213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2020年3月11日 19時
